GT-R LMが11年ぶりに走る！	2007.11.15

95〜96年のル・マン24時間に出場した「NISMO GT-R LM」(BCNR33)。このル・マン・チャレンジが現在の「Club NISMO」のベースとなっていることはあまり知られていないかもしれませんね。今年は、96年に星野一義/長谷見昌弘/鈴木利男がドライブして総合15位でゴールした23号車を現在レストアしている最中です。当時のマシンのメンテナンスを担当したレーシングガレージで6月からコツコツと整備しています。ていねいにサビを取り、一部に新しいパーツを組み込んで、10月までには前後サスペンション、燃料タンクまでレストアが完了しています。ボディに付いたカーボンブレーキの粉はなかなか落ちないけど、再塗装することなくFESTIVALに登場するので、耐久レースの生々しさを感じることができるでしょう。11月に入ってオーバーホール中だった2.8リッターツインターボエンジンが到着。現在これを搭載して配管や電気系をつなぐ作業が行われています。FESTIVALではその迫力あるフォルムに注目したいものですね。