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![]() 今年のオープニングセレモニーはコース上で開催。参加ドライバー全員がスタンドに向かって手を振った後、既にコース上にスタンバイしていたレース車両にドライバー達が乗り込み、いよいよイベントのスタートだ。カテゴリー混走模擬レースの1回目は、ハコスカGT-RやZ(S30)、TS仕様のサニーなど旧車がテールtoノーズのバトルを繰り広げた。] ![]() 模擬レースに続いては、日産車をベースにしたチューニングカーによる恒例のチューナーズバトルが始まった。スカイラインGT-Rとシルビアの5周レースは、1周目にトップを奪ったニスモ最強のロードゴーイングモデル、NISMO R34 GT-R Z-tune Proto Ver. FINALが堂々の優勝。またシルビアクラスでもNISMO S15 SILVIA R-tune Proto Ver. 2005が優勝した。 続いては昨年も好評だったMARCH Cupエキシビションレース。9台のマーチカップ車両をドライブするのは、JGTCやS耐で活躍する現役ドライバーたち。昨年優勝した井出有治が1周目にトップを奪うとブッチギリでゴールしたが、レース後にフォーメイションラップの際のスピンによりレース除外となるハプニングも! レースは随所でバンパーtoバンパーの接近戦が展開され、また車両に取り付けられたカメラからの映像を見ながらの、柳田春人&星野一義両氏の実況解説(と言いながらも、真孝、一樹の両息子ドライバーを叱咤激励する「授業参観」トークショー)などもあり、盛り上がりを見せた。 お昼を過ぎてグリッドに並んだのはDRIFT X TREME showに参加する5台の派手なカラーリングのシルビア&スカイライン。進行方向とは逆向きに距離をやや置いて整列した車両が、止まっている車両をパイロンに見立てて1台ずつドリフトでスラローム走行。そして5台がまとまってドリフトで白煙を立てながらフルコースをデモラン。 ![]() そしてお待たせ! 今回の目玉となる幻のレーシングカー、ニッサンR382の咆哮が英田にこだました。V12、6リッターのエンジンに火が入るとそのすさまじい排気音にファンはびっくり。1969年の日本グランプリで1-2フィニッシュを飾ったR382は、アメリカに渡っていたのだが、半年かけてレストアされてついに今回ファンの前で蘇った。ドライブしたのは元日産ワークスドライバーである北野元氏。35年ぶりのドライブにもついつい熱が入ったという。 R382の興奮が冷めやらぬコースに並んだのは、S54B、ハコスカやケンメリといったスカイライン、フェアレディ。大切にガレージでメンテナンスされているであろう往年の名車たちが、美しい姿を見せると熱烈な日産ファンはついうっとり。フェスティバルに連れて来た子どもたちに熱心に車両の説明をするパパの姿も見られた。 旧車パレードに続いては3回目の模擬レースが行われ、TS仕様サニーのNAエンジンの快音が鳴り響いた。そして今回走行する全車がコースインし、メインストレート上に整列したところで、今年の新企画、グリッドウォークが始まった。ここで盛り上がったのが、12月7日に28歳となるブノワ・トレルイエ選手、12月19日に26歳となる金石年弘選手のひと足早いバースデイセレモニー。 ![]() 混乱(?)がひと段落すると、ファンは思い思いに好きな選手にサインをもらい記念撮影に興じた。通常のレース前ではなかなかできないことだが、今日はお祭り。選手も笑顔を振りまきながらファンのリクエストに応えていた。特製のグリッドウォークパスも好評で、誇らしげに入場者の胸に輝いていた。 グリッドウォークが終わると再びJGTC、グループA、グループC、S耐の車両による模擬レース。リチャード・ライアン選手のドライブするZがトップでチェッカーを受け、チャンピオンらしく最後を締めてくれた。
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