第2レースでルノーF1テストドライバーのモンタニーが8勝目
チャンピオンシップに王手をかける
Superfund World Series by Nissan Rd.11 and Rd.12
決勝 リポート
9月21日 オーストリア A1リンク
昨年まで「テレフォニカ・ワールドシリーズbyニッサン」として親しまれてきたシリーズが、新たなスポンサーを得て「スーパーファンド・ワールドシリーズbyニッサン」として始まり、シリーズ6戦目が当地で開催された。
第1レース
ポールポジション(予選1番手)からスタートしたバス・ラインダース(ベルギー)が18周のレースをそのまま逃げ切り、今季初優勝を飾った。スタート直後の第一コーナーでラインダースを抜き、一時トップに出たシリーズポイント・リーダーのフランク・モンタニー(フランス)は、ジャンプスタートによるピットストップペナルティーを受け、最終的には7位でフィニッシュした。
2位のステファン・サラザン(フランス)、3位のアンデル・ビラリーニョ(スペイン)もレース序盤から同位置をキープ、危なげない走りで表彰台を獲得した。4位には、エンリケ・ベルノルディー(ブラジル)の激しいプッシュを最後まで押さえたブルーノ・ベッソン(フランス)が入った。
ペナルティーストップの後、後方から追い上げを見せたモンタニーだったが、地元オーストリアの若手、ノルベルト・ジードラーに続く7位でレースを終えた。
第2レース
好スタートを決めたモンタニーが、ラインダースの猛チャージを0.446秒の僅差でかわしトップを死守、今季8勝目をあげた。ポールポジションからスタートしたブルース・ジョアニー(フランス)はスタートで3番手に落ち、その後ポジションを上げることなくレースを終える事となった。予選3位から、スタートでモンタニーに次ぐ2位につけたナレイン・カーティケヤン(インド)だったが、レース前半のスピンが響き、途中追い上げを見せたものの4位にとどまった。
次回は10月5日、スペイン、バルセロナで第13/14戦が行われる。
RACE RESULTS - Rd. 11 - 12 A1-RING
Sunday, 21 September, 2003 A1-RING (Austria) (4.326 km)
Race 1 : 18laps (77.9 km)
Pos
Driver Name
No.
Time/Diff
1
バス・ラインダース
2
---
2
ステファン・サラザン
1
+ 0'07"766
3
アンデル・ビラリーニョ
8
+ 0'10"343
4
エンリケ・ベルノルディー
20
+ 0'18"524
5
ブルーノ・ベッソン
23
+ 0'20"842
Race 2 : 26laps (112.5 km)
Pos
Driver Name
No.
Time/Diff
1
フランク・モンタニー
3
---
2
バス・ラインダース
2
+ 0'00"446
3
ブルース・ジョアニー
25
+ 0'15"037
4
ナレイン・カーティケヤン
24
+ 0'15"685
5
ブルーノ・ベッソン
23
+ 0'19"109
TRACK INFORMATION
Length: 4.326 km