モンタニーが第1レースで6勝目をあげ、ランキングトップを独走
第2レースではステファン・サラザンが今季初優勝
Superfund World Series by Nissan Rd.7 and Rd.8
決勝 リポート
6月22日 イタリア モンツァサーキット
第1レース
予選3番手のフランク・モンタニー(フランス)がポールポジション(予選トップ)のステファン・サラザン(フランス)、予選2番手のナレイン・カーティケヤン(インド)をスタートでかわしそのままゴール。今季6勝目をあげた。
フランク・モンタニー
「スタートがステファンを抜くチャンスだと思っていたから、グリッドではクルマを少し右(サラザン側)に向けてスタートした。それが上手くいった。まだ、ナレインが前にいたが、シケイン(クランク状のコーナー)で彼がミスを犯した隙を突いて、前に出る事が出来た。その後、2周に亘ってナレインがステファンを押さえていたため、ギャップを広げる事が出来てよかった」
スタートで出遅れたサラザンは3周目にカーティケヤンをパスした後、ファステストラップ(レース中の最速周回タイム)を記録しながらモンタニーに迫ったが、惜しくも2位に終わった。3位のカーティケヤンに続く4位には、ウイリアムズF1のテストドライバー、マルク・ジェネ(スペイン)が入った。
第2レース
サラザンがポールポジションから好スタートを決め、危なげない走りで終始トップを独走、今季初勝利をあげた。モンタニーはスタート直後、他車との接触によりフロントウイングを損傷、ノーズ(車両の先端部分)交換作業によりレース序盤で入賞圏外へ去ったが、後方から激しくプッシュし、ファステストラップに与えられる2ポイントを獲得した。
2位にはブルース・ジョアニー(フランス)がチームメイトであるカーティケヤンとの激しいバトルを征し、初の2位表彰台を獲得した。その他の詳細については以下のとおり。
次回は7月20日、ドイツのユーロスピードウェイで第5戦が行われる。
RACE RESULTS - Rd. 7 - 8 MONZA
Sunday, 22 June, 2003 Circuit of MONZA (ITARY) (4.411km)
Race 1 : 15laps (5.793 km)
Pos
Driver Name
No.
Time/Diff
1
フランク・モンタニー
3
---
2
ステファン・サラザン
1
+ 0'01"892
3
ナレイン・カーティケヤン
24
+ 0'14"240
4
マルク・ジェネ
9
+ 0'19"197
5
ブルース・ジョアニー
25
+ 0'23"971
Race 2 : 22laps (5.793 km)
Pos
Driver Name
No.
Time/Diff
1
ステファン・サラザン
1
---
2
ブルース・ジョアニー
25
+ 0'10"401
3
ナレイン・カーティケヤン
24
+ 0'11"641
4
ジャンクリストフ・ラビエ
7
+ 0'15"401
5
サンティアゴ・ポテイロ
10
+ 0'25"348
TRACK INFORMATION
Length: 5.793 km
Winners 2002
Race 1 - B. Leinders
Race 2 - F. Montagny
Winners 2001
Race 1 - A. Belicchi
Race 2 - F. Montagny
Winners 2000
Race 1 - R. Aguas
Race 2 - A. Garcia