Le Mans Report
1999年6月9日


ニッサンワークスチーム、14位と15位で予選を通過
〜ル・マン24時間レース 公式予選第1日目〜


Photo by Toshi Sawado
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1999年ル・マン24時間レース 予選1日目 結果
    22号車(ミハエル・クルム選手)総合第14位 / LMカテゴリー14位(3'40"063)
    21号車(ディディエ・コタズ選手)総合第15位 / LMカテゴリー15位(3'40"393)

フランス時間6月9日(水)午後7:00、ル・マンのサルテサーキットにおいて、1999年ル・マン24時間レースの予選1日目が薄曇りの空の下、スタートした。
ニッサンチームから参戦した3台のスターティングドライバーは、21号車(C52)がマーク・グーセン選手、22号車(R391)がミハエル・クルム選手、そして23号車(R391)はエリック・バンデポール選手。スタート後約40分経過したところで、23号車をドライブしていたエリック・バンデポール選手がクラッシュし、リタイアとなった。

22号車のR391及び21号車のC52は予選での走行を続け、最終的に22号車はミハエル・クルム選手が3'40"063を記録、総合14位(LMカテゴリー14位)、21号車はディディエ・コタツ選手が3'40"393を記録し総合15位(LMカテゴリー15位)で予選1日目を終了した。


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ル・マンの予選2日目は、フランス日時の6月10日(木)午後7:00より開始予定。ニッサンチームから22号車(R391)と21号車(C52)の2台が出走する。



■柿元邦彦 ニッサン・モータースポーツ総監督

「21号車、22号車とも本日は本戦のセットアップに徹した。本戦用の仕様としては、ほぼ満足出来る結果が得られたと思う。明日は本格的なタイムアタックとともに本戦へのセッティングの煮詰めをしたい。デイセッションの前半では不運な事故が起こってしまったが、バンデポール選手が一日も早くレースに復帰することを願っている。我々はプロフェッショナルとして残りの2台を走らせ、いい結果を残すべくがんばるつもりだ。」

■ミハエル・クルム 22号車・ニッサンR391ドライバー

「今日はレース用のセットアップを主に行った。明日はタイムアタックに臨む予定だ。車の感触はいいが、明日はさらにいい状態で走りたい。」

■本山 哲 22号車・ニッサンR391ドライバー

「ナイトセッションで3ラップを走行したが、路面のオイル漏れ等はなかったものの、砂利が出ているところが若干あり走りにくかった。体調は万全なので明日のドライブが楽しみだ。」

■マーク・グーセン 21号車・ニッサンC52ドライバー

「今日のセッションでは予定通りスケジュールをこなすことができた。自分はナイトセッションで燃費のチェックのためにドライブした。」

■ディディエ・コタズ 21号車・ニッサンR391ドライバー

「明日は車のバランスを確認する予定だが、最適のセッティングが行えれば、もっといいタイムが狙えると思っている。」

■フレドゥリク・エクブロム 21号車・ニッサンR391ドライバー

「今日の役割は本戦に向けてのセットアップをすることだった。個人的には夜間の走行の方が得意であり、夜間は5番手付近にはつけると思う。我々のチームには強力なドライバーが揃っている。」


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エリック・バンデポール選手の経緯  (June 10,1999)




les 24 Heures du Mans des 12 et 13 juin 1999.