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ザナヴィ ニスモGT−Rがトップタイム
JGTC第5戦 JAPAN SPECIAL GT CUP フリー走行レポート
8月3日、富士スピードウェイ(静岡県)

JGTC第5戦決勝レース日の富士スピードウェイは、曇り時々晴れ。気温は朝8時で既に27℃を超えており、決勝レースが行われる午後3時には30℃を超えると予想されている。富士スピードウェイがある静岡県東部地区にも前日に梅雨明けが宣言され、多くの観客が朝早くからサーキットに詰め掛けている。朝8時20分からフリー走行が行われ、#23ザナヴィ ニスモGT−Rを駆るミハエル・クルムがトップタイムの1分26秒257をマーク。好調ぶりをアピールした。

後半は、クルマのセットアップを担当した本山哲が決勝レースを想定した安定的なラップタイムを刻んだ。#22モチュールピットワークGT−Rは、影山正美がフリー走行をスタート。30分の走行時間のほぼ半分でリチャード・ライアンに交代した。ベストタイムはライアンの1分26秒897で、10番手タイムであった。#12カルソニックスカイラインは、井出有治がスタートし、途中ブノワ・トレルイエにドライバーチェンジした。タイムは井出の1分27秒141がベストで、13番手であった。

決勝レースをスタートするスターティングドライバーは、#23がクルム、#22が影山、そして#12は井出の予定だ。クルムは、「優勝目指してフルアタックするしかないでしょ。でもレースは暑くなると思うので、どのチームもタイヤをどう使うかがポイントとなるでしょう。僕たちもタイヤをいたわりながら前に出て行きたいと考えています。(トップになるには)7台抜かないといけないけど、序盤からやりあうとタイヤの磨耗を早めてしまうので、それはしないように気をつけます。」とコメントした。

#22をスタートさせる影山正美は、「セットアップを少し変えてみましたが、改善したところもあるし、昨日のほうが良かった部分もあります。良いところだけ取り入れるつもりです。僕としては、少しでも良いポジションでリチャード(ライアン)にクルマを渡すだけです。」と語っていた。


トピックス
前日2日に行われたJリーグ第1ステージ最終節で、横浜Fマリノスが優勝を決めた。横浜F・マリノスと同じ日産の関係会社であるニスモは、さっそく「Congratulations! Yokohama F. Marinos」のステッカーを2台のGT−RのCピラーに貼り、優勝を祝福している。
(カバー写真およびフォトギャラリーをご覧下さい)
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