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#22「モチュールピットワークGT−R」のリチャード・ライアンが5番手タイム!
#12は6位、#23は8位
JGTC第4戦 MALAYSIAN JGTC IN FUJI SPEEDWAY 公式予選1回目レポート
7月12日、富士スピードウェイ(静岡県)

第4戦のマレーシアラウンドがキャンセルとなったため、代替の第4戦Malaysian JGTC in FUJI SPEEDWAYは7月の第2ウィークエンドに富士スピードウェイで開催されることとなった。公式予選1回目は、12日(土)午前11時から開始された。参加台数は44台。厚い雲に覆われた曇り空のもと、やや蒸し暑い天候であった。

予選方式は通常どおり、1時間の予選時間をGT500占有、GT300占有、合同走行の各20分間ずつに分けて行われた。最初にコースインしたのは、#23「ザナヴィ ニスモGT−R」の本山哲。前日のテスト走行でも本山が中心となってセットアップを進めており、本山は予選開始早々にタイムアタックをスタート。計測4周目に1分25秒156のベストラップを記録した。#23は開幕戦ポールポジション、決勝2位、第2戦富士で4位、第3戦に3位表彰台と今季快進撃を続けており、本山、ミハエル・クルムは共に現在のところドライバー選手権で2位。しかし今回はハンディウェイトを90kg積んでの予選であり、それでもトップから0.8秒差の8番手のポジションは悪くない。

本山は、「明日のレースが雨ならば後方スタートは嫌なので、予選は6番手が目標なんです。(重い)クルマなりに完璧な走りだったと思うし、タイムも悪くないです。思いのほかウェイトの差が効いているのかもしれませんが、午後の予選がドライなら、あと2つポジションを上げたいですね。」とまずまずの表情であった。

第2戦で優勝している#22「モチュールピットワークGT−R」は、ハンディウェイト40kgを積んでこのレースに臨んでいる。#23とアタックタイミングをずらすためにピットで約5分待機したのち、リチャード・ライアンがコースイン。アタック走行に入る前にコースではスピンアウト車両の排除のため赤旗が提示され、予選は一時中断となってしまう。再開後、残り6分間でライアンは再びアタック走行を行ない、GT500占有時間終了間際に1分24秒999のベストラップを計測。ポジションは5位であった。

また、ハンディウェイト20kgとGT−R勢では最も条件の良い#12「カルソニックスカイライン」は、ブノア・トレルイエがタイムアタック。4周のアタックラップを行い、1分25秒035を出して#22に続く6番手となった。

柿元監督
「ウェイトを積まなくてすむこのポジションには満足しています。決勝レースは雨も予想されており、あまり後ろのほうからスタートすると前に出にくくなるので、良いポジションです。午後の予選がどうなるかまだわかりませんが、今のところは予定通りというところですね」

#22リチャード・ライアン
「(3台のGT−R中のトップタイムには)大変満足しています。でも今回の僕のターゲットは予選4位です。インターバルに再度タイムアタックの準備を行い、もう一度4位にチャレンジしますよ」


RACE RESULTS - Qualify 1st Session
Rd. 4 MALAYSIAN JGTC IN FUJI SPEEDWAY - Saturday,12 July, 2003 FUJI SPEEDWAY [ 11:00〜12:14 Cloudy / Dry ]
Pos
Car Name
No.
Driver Name
Laps
1 auセルモスープラ 38 竹内浩典 / 立川祐路 1'24"324
2 WOODONE トムススープラ 36 土屋武士 / エリック・コマス 1'24"464
3 プロジェクトμエスペリアスープラ 35 服部尚貴 / 脇阪薫一 1'24"514
4 ZENT トムススープラ 1 黒澤琢弥 / マルコ・アピチェラ 1'24"632
5 ザナヴィ ニスモ GT-R 23 本山 哲 / ミハエル・クルム 1'24"999
6 カルソニックスカイライン 12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'25"048
7 ADVAN スープラ 25 荒 聖治 / ジェレミー・デュフォア 1'25"048
8 モチュールピットワーク GT-R 22 リチャード・ライアン / 影山正美 1'25"156
9 TAKATA童夢NSX 18 道上 龍 / セバスチャン・フィリップ 1'25"167
10 デンソーサードスープラGT 39 ドミニク・シュワガー / 織戸 学 1'25"207
TRACK INFORMATION
Length: 4.400km
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