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JGTC菅生のレースウィークエンド、いよいよ始まる。
JGTC第3戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 公式予選1回目レポート
5月24日、スポーツランドSUGO(宮城県)

全日本GT選手権第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」は、宮城県・仙台市郊外のスポーツランドSUGOでの開催だ。ここ数年、このレースが開催されるのは初夏の声を聞く5月末。例年予選から気温は20℃前後に上がり、さわやかな天候となる。しかし、今年は低気圧通過の影響から公開練習日の金曜日からくもりがちで、肌寒さが残っている。公式予選が行われた5月24日午前の気温は17℃であった。

中国で猛威を振るうSARSの影響で、第4戦としてスケジュールされていたマレーシアラウンドの中止が発表され、各チームともシリーズの戦い方に変化・変更があるようだ。代替レースがいつ、どこになるかにも関心が集まっている。
さて、午前11時から始まった今回の菅生ラウンド公式予選第1回目には、43台のマシンが出場した。これまで通り、まずGT500車両のみがスタート。ニスモの2台のGT−Rは、#23ザナヴィ ニスモGT−Rは本山哲が、#22モチュールピットワークGT−Rはリチャード・ライアンが予選に臨んだ。それぞれ1周フレッシュタイヤでウォームアップし、前後のタイヤを入れ替えてアタック走行に入っていった。

本山は、アタック1周目でベストタイムの1‘18“892を出し、9番手。#23は、開幕戦でポールポジションと2位ゴール、第2戦で4位に入っているため、50kgのハンディウェイトを積んでいる。一方、前戦の富士で優勝を飾った#22は、60kgのウェイトを積んで来ている。アタッカーのライアンは、1’18”876で8番手。2台そろって、ピットに戻った。

GT300の占有時間終了間際にコースアウト車両が続出し、それらの排除のためタイムスケジュールが20分間遅れ、後半20分の混走予選は12時から開始された。

混走時間には、#23はミハエル・クルムがクォリファイの義務周回を終えた後に本山にステアリングを渡し、数周走って早々に走行を終了した。セッティング変更はない。#23は、影山正美がひとりで走行。途中リアアンダー部のボディパーツの調整を行い、続けてロングランを行った。

柿元監督
「1回目はタイミングがうまく取れずに、8位、9位でしたが、2台とも昨日の練習走行では良いタイムが出ています。昨年までここ菅生は苦手意識があり、クルマのコントロールも苦労していましたが、今年のクルマはそれはないようです。タイムがそれを証明しています。今回は2台とも硬めのタイヤを選んでいるので、午後もう少し気温が上がるといいですね」


RACE RESULTS - Qualify 1st Session
Rd. 3 SUGO GT CHAMPIONSHIP - Saturday,24 May, 2003 SPORTSLAND SUGO [ 11:00〜12:00 Cloudy / Dry ]
Pos
Car Name
No.
Driver Name
Laps
1 エッソウルトラフロー スープラ 1 脇阪寿一 / 飯田 章 1'17"805
2 WOODONE トムススープラ 36 土屋武士 / エリック・コマス 1'18"273
3 TAKATA童夢NSX 18 道上 龍 / セバスチャン・フィリップ 1'18"363
4 auセルモスープラ 38 竹内浩典 / 立川祐路 1'18"408
5 カルソニックスカイライン 12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'18"493
6 G'ZOX無限NSX 16 伊藤大輔 / トム・コロネル 1'18"722
7 RAYBRIG NSX 100 加藤寛規 / 光貞秀俊 1'18"770
8 モチュールピットワーク GT-R 22 リチャード・ライアン / 影山正美 1'18"876
9 ザナヴィ ニスモ GT-R 23 本山 哲 / ミハエル・クルム 1'18"892
10 デンソーサードスープラGT 39 ドミニク・シュワガー / 織戸 学 1'18"931
TRACK INFORMATION
Length: 3.704256km
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