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ザナヴィ ニスモ GT−Rがトップタイム!
JGTC第3戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝前フリー走行レポート
5月25日、スポーツランドSUGO(宮城県)

JGTC第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」決勝レース日となった25日。曇り空のもと、スポーツランドSUGOでは、朝8時30分からフリー走行が行なわれた。燃料タンクを満タンにして決勝セットアップをチェックするこの時間帯は、各車のレース序盤のタイムを予測することができる。ここで、公式予選2位の#23「ザナヴィ ニスモ GT−R」は、本山哲が唯一の1分19秒台を出してトップとなった。

フルタンクと走行距離を重ねたタイヤでフリー走行をスタートした本山は、序盤から果敢な走りでオーバーテイクのシミュレーションを行った。走行開始早々の3周目にトップタイムを記録。その後も予選1位の#1スープラの後ろにぴたりとつけ、プレッシャーをかけ続けた。そして、GT300車両に行く手を阻まれた#1スープラのインをついて抜き去るなど、本番さながらの気迫を見せた。フリー走行後半は、ミハエル・クルムがコンスタントなタイムで走行。決勝セットアップを確認して走行を終了した。

#22「モチュールピットワークGT−R」は、影山正美が走行をスタート。フルタンクながらこちらも1'20"636のベストタイムを含み、安定したラップタイムを刻んだ。後半のリチャード・ライアンもほぼ決まったタイムで周回。ふたりのドライバーが決勝セットアップを共有し、息のあったところを見せた。


本山哲
「セットアップは順調です。レースでは早いうちにトップをキャッチして前に出たいですね。最終コーナーなど、GT−Rの良いところをしっかり活用して勝ちを狙っていきます」

影山正美
「満タンのセッティングも、昨日より良くなりました。レースは序盤が荒れると思うので、慎重に、クルマを痛めずに、スルスルと順位を上げていきます。良いポジションでリチャードにクルマを渡したいです」

柿元監督
「クルマのセットアップには、ドライバー全員満足しています。コース幅が狭く抜きどころは多くないし、バックマーカーとのからみなどの要素もありますが、本山には早い時間にトップを取ってほしいですね」


決勝レースは、午後2時50分にフォーメーションラップがスタートする予定だ。81周の決勝レースは、#23「ザナヴィ ニスモ GT−R」は本山哲が、#22「モチュールピットワークGT−R」は影山正美がスターティングトライバーをつとめる予定。
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