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昨年から開発が進められているものに、エアコンディショナーの装着がある。既に今年頭のセパンテストでも客観的な見地から軽自動車用のものを使用したが、これはコクピット内が50℃を超えるセパンや鈴鹿1000kmなどのレースを考慮して検討されているもの。セパンではクールスーツを着用していても熱射病でダウンするドライバーが毎年必ず出る。現在テストしているものを使用すると30数℃まで下げることができるが、重量増とエンジンのパワーロスがまだ大きいようだ。賛否両論が飛び交うエアコンだが、これが実用化されれば大きな“武器”となることは間違いない(ル・マン24時間の規定では、「エアコン装着の車両はリストリクター径を広げる」という措置が取られているが、まだ実現していない)。
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