Round 5
JAPAN SPECIAL GT CUP
7.27 sat / FUJI SPEEDWAY
VQエンジン搭載の
#22ザナヴィ ニスモGT-Rが
3番手タイム
公式予選1回目 11:30〜12:30 Fine / Dry
シリーズ後半戦に突入したJGTCチャンピオンシップ。第5戦は富士スピードウェイに舞台を移した。ニスモは、この富士戦よりVQ30DETT型V6エンジン搭載のスカイラインGT-Rを2台投入。昨年の同レースでは1-2フィニッシュを遂げており、VQエンジンの本格デビューを優勝で飾る意気込みだ。
公式予選日の7月27日(土)の天候は快晴。予選1回目の開始時間である11:30には、気温は既に32℃にあがり、風も停滞気味のため、酷暑の中での予選となった。
公式予選1回目は、暑さもあってか開始からいきなりタイムアタックするチームは少ない。ニスモもGT500占有時間の約半分は様子見し、ラスト10分にアタックする作戦に出た。第3戦にVQエンジンでテスト参加し既に基本的なセッティングが出ている#22ザナヴィ ニスモGT-Rは、本山哲がアタッカーとしてコースイン。早々と1’25”322のタイムを出し、次の周回でさらに1’25”179のベストタイムを記録。これが参加45台中3番手のタイムとなった。
一方、#23カストロール ピットワークGT-Rは、エリック・コマスがコースインした直後から燃料ポンプが不調で燃圧が上がらず、このためタイムアタックの機会を逸した。しかし、GT300の占有時間帯には不調は解消。混走時間は、セッティング確認と影山正美のクォリファイランだけで、走行を終了した。2回目のセッションでのタイムアタックにかける。
前日までのテスト走行では2台のGT-Rは好調ぶりをアピールしており、また#22ザナヴィ ニスモGT-Rが1回目のセッションで好タイムを出したことで、2台そろってスターティンググリッド上位獲得の期待が膨らむ。
■
本山 哲
「昨日、一昨日のテストで色々試してみた結果が出ました。とりあえず順調なスタートでしょう。ただ、トップのスープラは1'24”台なので、もう少しなんとかしたいですね。トラフィックはクリアだったけど、ブレーキング時に少し跳ね気味なので、ベストラップでもまだタイムロスしていると思う。2回目ももちろんタイムアタックします。目標は1'24”台で、できればポ―ルポジョンを狙っていきます」
■
ニスモチーム小河原監督
「#22はまあまあのタイムです。シミュレーションでは1'25”を切れるか、というところだったので、路面温度が高いこの条件下では、ほぼ目標通りでしょう。#23は燃圧があがらず、ミスファイアしてしまいました。しかし、既に解決済みなので、2台とも午後のセッションで再アタックしますよ。お楽しみに結果をお待ち下さい」
Round 5 Qualify / 7.27 sat
Result GT500
POS
No
Car
Driver
Time
1
1
auセルモスープラ
竹内 浩典 / 立川 祐路
1'24"729
2
25
FK/マッシモADVANスープラ
山路 慎一 / 荒 聖治
1'24"920
3
22
ザナヴィ ニスモ GT-R
本山 哲 / ミハエル・クルム
1'25"179
4
36
トクホン トムス スープラ
土屋 武士 / ワイン・ガードナー
1'25"205
5
18
TAKATA童夢NSX
セバスチャン・フィリップ / リチャード・ライアン
1'25"359
6
37
ZENT トムス スープラ
黒澤 琢弥 / パオロ・モンティン
1'25"443
7
76
イエローコーンマクラーレンGTR
服部 尚貴 / 田嶋 栄一
1'25"498
8
100
RAYBRIG NSX
加藤 寛規 / 光貞 秀俊
1'25"508
9
33
United UKYO SUPRA
近藤 真彦 / 下田 隼成
1'25"616
10
16
無限NSX
ドミニク・シュワガー / 伊藤 大輔
1'25"685
17
23
カストロールピットワークGT-R
影山 正美 / エリック・コマス
1'26"475
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