Round 4
TMTOUCH
JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA
6.22 sat / SEPANG CIRCUIT
#23カストロール ピットワークGT-R予選8位
#22ザナヴィ ニスモGT-R予選11位
タイムアップならずもセットアップは完了
公式予選2回目 15:30〜16:30 Fine / Dry
サーキット上空の青空は雲ひとつなく、路面を照りつける太陽は午後にかけてさらに強くなったようだ。
日陰の気温は31℃で風がそよぐと涼しささえ感じるものの、炎天下は38℃にもなり、路面温度は最高63℃まで上昇した。
GT300との混走から始まった午後のセッションでは、まず#22は本山が満タンでスタート。決勝レースのセッティングとバランスの確認走行を行った。3周した時点で、コース上ではスピン車両の排除のため赤旗中断となり、ピットイン。クルムに交代した。クルムもわずか数周のチェックで走行を終了。残すは再タイムアタックだけとなった。
#23は、コマスがバランスチェックしたのち、赤旗解除とともに影山がコースイン。午前のセッションに引き続き、ロングラン走行を行った。
GT300占有走行時間帯を経て、いよいよGT500最後の占有時間を迎えた。コース上は、様子見のためか走行を繰り返すマシンはわずか。#22はクルムが再タイムアタックのためのウォームアップで2周したあと、ピットインし、残すニュータイヤに換装して時間の経過を待った。
予選終了5分前、ニスモの2台はタイムアタックのために相次いでコースイン。しかし、タイミングをうまく捉えることができず、#22が2’00”648、#23が2’01”284のベストタイムにとどまり、タイムアップを果たすことはできなかった。決勝レースのグリッドは、#23が4列目の8番目、#22は6列目の11番目となった。
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ニスモチーム小河原監督
「予測以上に気温が上昇してしまい、タイムアップ、ポジションアップは叶いませんでした。#23は、午前中にニュータイヤを2セット使ってしまったので、タイヤのおいしいところが既になくなっていました。しかし、2台とも混走時間帯に決勝レースのセッティングを確認できており、シャシーバランスは良いところが見つけられました。レースでの心配はあまりありません。明日はRB26最後のレースなので、引退試合にふさわしいファイトあふれるレースをお見せします。ドライバー達も張り切っています」
予選終了後、サーキットのホスピタリティスイートにおいて、RB26DETTエンジンの最終レースを記念したフェアウェルイベントが開催された。日産自動車の日置グローバルモータースポーツプログラムダイレクターの挨拶で始まったイベントには、当地に集まった日産系ドライバー全員が集まり、思い出話などを披露した。
この席で、6月3日に双子の女の子が生まれた影山正美と、翌6月4日に長男が誕生した本山哲が出産報告を行い、今月末で定年となる安達二郎社長が退任の挨拶を行った。
Round 4 Qualify / 6.22 sat
Result GT500
POS
No
Car
Driver
Time
1
64
Mobil 1 NSX
松田 次生 / ラルフ・ファーマン
1'59"291
2
36
トクホン トムス スープラ
土屋 武士 / ワイン・ガードナー
1'59"328
3
8
ARTA NSX
土屋 圭市 / 金石 勝智
1'59"833
4
18
TAKATA童夢NSX
セバスチャン・フィリップ / リチャード・ライアン
2'00"004
5
37
ZENT トムス スープラ
黒澤 琢弥 / パオロ・モンティン
2'00"209
6
100
RAYBRIG NSX
加藤 寛規 / 光貞 秀俊
2'00"232
7
16
無限NSX
ドミニク・シュワガー / 伊藤 大輔
2'00"248
8
23
カストロールピットワークGT-R
影山 正美 / エリック・コマス
2'00"254
9
6
エッソウルトラフロー スープラ
脇阪 寿一 / 飯田 章
2'00"350
10
1
auセルモスープラ
竹内 浩典 / 立川 祐路
2'00"510
11
22
ザナヴィ ニスモ GT-R
本山 哲 / ミハエル・クルム
2'00"596
12
12
カルソニックスカイライン
星野 一義 / 田中 哲也
2'00.605
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