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Round 4
TMTOUCH
JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA

6.22 sat / SEPANG CIRCUIT
jgtc
マレーシアラウンド開幕
#23カストロール ピットワークGT-Rが7番手タイム
#22ザナヴィ ニスモGT-Rは、10番手

公式予選1回目 11:20〜12:20 Fine / Dry
本年よりJGTCシリーズの公式ラウンドとなった第4戦マレーシア戦が、始まった。前日金曜日に公式練習走行からスタートしたタイムスケジュールは、土曜日に2回の予選、日曜日午後に決勝レースと、国内のチャンピオンシップ戦と同様になっている。首都クアラルンプール郊外のF1グランプリサーキット「セパンサーキット」には、39台のJGTCマシンが集まり、チームやドライバーのほか、プレスやキャンギャルなど、なじみの顔が続々と姿を現した。
次の第5戦富士ラウンドから新型VQエンジンによる本格参戦が始まるため、ニスモの2台のGT-Rに搭載された直列6気筒RB26DETTエンジンのJGTCレース参戦は、今回が最後となる。RB26エンジン+GT-Rシャシーにとって、ここセパンは過去2回ともポディウムを獲得している相性の良いコース。気温が40℃近くになることもある過酷な条件であり、有終の美を飾るには最適のステージといえる。
公式予選1回目は、#23カストロール ピットワークGT-Rが、早々とエリック・コマスがアタッカーとしてコースイン。アタック1周目に2’00”889のベストタイムを出した。4周目にピットインし、もう1セットのニュータイヤに換装して再度アタックに向かった。この時のベストは2’00”254で、1回目予選7番手のタイムとなった。その後、影山正美に交代。影山は、GT300との混走時間いっぱいを使って、クールスーツのない予選仕様で9周のロングランを行った。今回、#23はφ30.6リストリクターを装着。ハンディウェイトもないため、良い条件でレースに臨むことができる。
#22ザナヴィ ニスモGT-Rのタイムアタック担当は、ミハエル・クルム。予選開始後しばらく様子見のため待機し、占有走行時間終了間際にアタック走行を行った。タイムは、2’00”596で10番手タイム。インターバルにクールスーツユニットを装着し、GT300との混走時間枠にはまず本山がクォリファイを受けた。その後再びクルムがステアリングを握り、午後のセッションでの再アタックのためのセッティングを進めた。

エリック・コマス
「悪くないね。4番手以降は0.02秒に4台だから、ほんの僅差。クルマの状態は非常に良いが、セッション序盤はタイヤのグリップがやや弱かったですね。ここは、トラックコンディションが午後のセッションのほうが良いので、RB26エンジンのラストランにふさわしい渾身のアタックをもう一度見せるよ」

影山正美
「このコースは、1周が長い分、どこでタイムを詰めていくか、またいかに無駄なく走るかが肝心。僕は、バックストレッチに入る14番コーナーがポイントだと思う。今年は前半戦でタイムアタックを担当させてもらっているので、フレッシュタイヤで攻めて行く事の意味を理解しているつもり。今回はサポートに回るので役割に徹するつもりだが、去年までのセカンドパートとは違う走りができそうだ。次はRB26最後のタイムアタックセッション。おそらく最後の数分が勝負になるだろう」

ニスモチーム小河原監督
「2台ともタイム的には悪くないですね。エアリストリクターの分、#23の方が速いのも計算どおりです。タイヤは2台ともミディアムを選んでいます。午後のセッションは、気温はさらに上がるでしょうが、路面コンディションは良くなると読んでいます。混走時間に満タンチェックを行った後、タイムアップを目指します。#23は1回目でタイヤを2セット使っていますが、午後もアタックします」

Round 4 Qualify 1st / 6.22 sat
Result GT500

POS No Car Driver Time
1 36 トクホン トムス スープラ 土屋 武士 / ワイン・ガードナー 1'59"800
2 64 Mobil 1 NSX 松田 次生 / ラルフ・ファーマン 1'59"804
3 18 TAKATA童夢NSX セバスチャン・フィリップ / リチャード・ライアン 2'00"004
4 100 RAYBRIG NSX 加藤 寛規 / 光貞 秀俊 2'00"232
5 8 ARTA NSX 土屋 圭市 / 金石 勝智 2'00"236
6 16 無限NSX ドミニク・シュワガー / 伊藤 大輔 2'00"248
7 23 カストロールピットワークGT-R 影山 正美 / エリック・コマス 2'00"254
8 6 エッソウルトラフロー スープラ 脇阪 寿一 / 飯田 章 2'00"350
9 1 auセルモスープラ 竹内 浩典 / 立川 祐路 2'00"510
10 22 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山 哲 / ミハエル・クルム 2'00"596
11 12 カルソニックスカイライン 星野 一義 / 田中 哲也 2'00.605

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