公式予選1回目 11:20〜12:20 Fine / Dry
公式予選2回目 15:30〜16:40 Fine / Dry
クアラルンプール国際空港横のセパン・サーキットは、99年よりF1GPも開催される近代的なコース。3年目の開催となったJGTCマレーシアラウンドは、今年から選手権シリーズに組み込まれることになった。
今回、#12カルソニックスカイラインは性能調整のために2段階性能アップ、#23カストロール ピットワーク GT-Rは1段階アップとなり、上位入賞のチャンスが高くなった。またGT300では、昨年のこのイベントで優勝した#3ユニシアジェックスシルビア、#81ダイシンアドバンシルビアの2台が参加する。
6月22日(土)、11時20分から予選1回目が始まった。気温は既に34℃だが、風があるため若干涼しく感じる。開始すぐに#23GT-Rはエリック・コマスがステアリングを握ってコースインし、すぐに2分0秒889を出してトップタイムとなる。20分間のGT500の走行枠も残り4分となった時点で各チームが次々にアタック開始。トップタイムは更新され1分59秒台に突入。GT-R勢は#12カルソニックスカイラインの田中哲也が9番手、#22ザナヴィ ニスモ GT-Rのミハエル・クルムが12番手、#23GT-Rが13番手だったが、チェッカー寸前にNISMOの2台がもう1回アタックを敢行し、#23GT-Rは7番手、#22GT-Rは10番手にポジションアップ。#12GT-Rは11番手だった。
GT300では、#3シルビアの柳田真孝が2分10秒452のタイムを叩き出してトップに。初参戦となる#81シルビアは7番手となった。
午後3時30分からの予選2回目は「路温が上がったが路面のグリップは上がり、コンディション的には悪くない状況」(柳田真孝)。最初の混走枠は赤旗中断となり10分延長。GT300では何台かの車両が午前中のタイムを更新。#3シルビアは4番手に、#81シルビアは5番手となった。
GT500でも数台の車両がタイムアップを果たし、#23GT-Rは8番手、#22GT-Rは11番手、#12GT-Rは12番手となった。