決勝も折り返し点の12時間を過ぎた朝5時。空がようやく白んできたが、もやがかかってはっきりしない天気になっている。気温も昼間に比べかなり下がっており、ジャンパーが必要なくらいだが、耐えられない寒さではない。コース脇ではブランケットやシュラフに包まって仮眠する観客の姿が見られる。そんな中でもレースは続いている。
総合トップは、クリスチャン・メンツェル/ルーカス・ルーア/エマニュアル・コラール/クリスチャン・アプト組の#2ポルシェで、順調に周回を重ね72周を終了。これより約1分遅れた2位には、ペーター・ザコウスキー/ミヒャエル・バルテルズ/ペドロ・ラミー組の#33バイパー。またトップから3周遅れた3位に、オーラフ・マンテイ/ウルリッヒ・ガラデー/ウーリ・リヒター/ユルゲン・アルツェン組の#3ポルシェがつけている。
日産勢では、#44GT-Rが夜のうちにエンジンを積み替え、午後からの走行に備えている状態。夜に駆動系のトラブルが発生した#22GT-R(R33)は、現在21周遅れの134位。夜中2時前の時点で38位を走行していた#21GT-Rは、オールドコースへ入って間もなくの位置をギュンナー・ハーマンが走行中、前を走行していたBMWとホンダが接触、ホンダがコースアウトして跳ね返ったところへ時速160km以上のスピードで避けきれずクラッシュした。車両は2時間ほどかけてオフィシャルの手によりピットへ戻されたが、フロントを大破しており、現在、テントで修復中(156位)。
その他、#245GT-R(R32)と#14GT-Rの2台は姿が見えず、途中経過の表を確認しても周回数は増えていない。
そのような苦しい状況で#218サニーが健闘。総合では15周遅れの85位ながら、N3クラス4位を走行中。なおクラス区分は改造範囲やディーゼルエンジン、排気量などで非常に細かく分けられ、N1〜6、A1〜11、V2〜5、S1など22クラスにも及ぶ。総合優勝を狙うポルシェやスカイラインはA6A、バイパーはA7というクラスに属している。