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ニュルブルクリンク24時間
NISMOが技術サポート

スカイラインGT-R参戦
2001年5月26〜27日
2001NÜRBURGRING 24h-RENNEN

 5月26〜27日に決勝が行われるドイツの耐久レース、ニュルブルクリンク24時間に、スカイラインGT-Rが参戦することになった。これはオーツタイヤが送り込むもので、NISMOが技術サポートを行う。

 参加車両は、スーパー耐久マシンを規定に合わせてパワーアップしたR34GT-R(ゼッケン44)、地元のチームがエントリーする2台のGT-R(R33、R34各1台)の計3台で、44号車は昨年のS耐クラス1チャンピオンマシンでメンテナンスも鈴木哲雄率いるシフトが行う。

 ドライバーは、昨年限りで全日本格式のレースから引退した長谷見昌弘、ニュル走行経験の豊富な木下隆之、BTCCやSTWで活躍したローランド・アッシュ(ドイツ)、そして3年連続でFALKENチームから出場するダーク・ショイスマン(ベルギー)。また地元チームのR34GT-Rには昨年のS耐GNプラスクラスチャンピオンの菊地靖が加わる。

 44号車は、規定に合わせて4cm幅が広いニュル専用に開発された285/35 R18というサイズのタイヤを履くため、前後にDTM風のアーチ状オーバーフェンダーが装着された。またエンジンは、NISMOのGT-R Z-tuneに積まれた2771cc のZ1エンジンを、耐久性を重視してデチューン(500ps/7200rpm、55kg-m/5200rpm)して搭載。3月15日には岡山のTIサーキット英田でシェイクダウンテストを行い、S耐マシンより2秒ほど速いラップタイムを刻んでいる。また27日にも同サーキットで長谷見らが参加してナイトランテストが行われる。

「日本人、前人未到のポールtoウィンが目標。ライバルはバイパーやポルシェなどで手強いですが、最低でも表彰台に立ちたいですね。ニュルのオールドコースはアップダウンも多く、S耐仕様のGT-RはGT仕様よりもサスペンションのストロークも長いので、安定して走れると思います」と3年連続ニュル挑戦でエース格の木下。

「ニュルは初めて。僕の場合は走りながら慣れていくタイプだし、一昨年S耐GT-Rに乗ったこともあるし、ラリーのことを考えたら何の心配もしてないですね。4輪駆動だし雨でも降ってくれれば面白くなるんじゃないですか? 楽しみにしています」と助っ人の長谷見。

 なお、FALKENチーム応援ツアーも5月25〜30日の日程で企画されている。詳細は東急観光虎ノ門支店(TEL:03-3591-9101)へ。


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