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INFINITI GRAND PRIX of MIAMI
360°サラウンドの全開咆哮
インフィニティ・マイアミGP
ポールポジションは
200 mile/h (320km)を超える

E.チーバー Jr.の「エクサイト@ホーム・インフィニティ」はグリッド8列目を決定

■4/7公式予選

ホームステッド(4/7フロリダ) - J.ワードが土曜日に行われたポールクォリファイで 201.551mile/h のラップタイムでポールポジションを獲得。日曜のレーススタートをリードすることとなった。

インフィニティ・マイアミGPの予選は、2秒以内に全参加車26台がひしめく熾烈な争いとなり、インフィニテイ・エンジンを搭載するエディ・チーバーJr.とロビー・ビュールは、それぞれ16位と23位のポジションで予選を通過した。1.5マイルのオーバルトラックで27.66秒(平均195.234マイル=312.37km/h)のタイムを出したNo.51エクサイト@ホーム・ダラーラ・インフィニティ・ファイアストーンのエディ・チーバーは、16番手のタイム。そして、フルタンクのレースセットアップでスタートしたファイナルクォリファイでは9位にランクした。

ドライヤー&ラインボールド・レーシングは、午前中のプラクティス走行で不調となり、予選を前に大急ぎのエンジン交換を余儀なくされた。これによって、ロビー・ビュールは、28.01秒(平均 192.802mile/h)のタイムで予選23位、グリッド12列目からのスタートとなった。

エディ・チーバーJrのコメント
「明日のレースは燃費の良し悪しが重要なポイントになるだろう。その点で我々のニューエンジンはフェニックスでのテスト以来アドバンテージを持っているといえる。このレースが新型35Aエンジンにとってレース2戦目で、トータルでもまだ1000マイル程度しかテストできておらず、まさに走りながらメイク&トライを続けている状態だ。今年は我々にとって良い年になると確信している」

ロビー・ビュールのコメント
「我々はプラクティスを5周しか走れずにエンジン交換することとなったので、ニュータイヤで予選を走ることとなった。その条件の中ではベストを尽くしたと思う。新型インフィニティ・エンジンは我々にとっては、まだわずかに4日目のものなので、コーナリングもまだ手探り状態だ。我々は今日大きなステップを踏み出しているところだ。時間切れもあったので、エンジンの改良点を評価するのはまだ難しい」

QUALIFYING RESULTS
POS. No. Driver Chassis/Engine/Tyer Best Time Mile/h
1 35 Ward, Jeff G / O / F 26.7922 201.5514
2 2 Ray, Greg D / O / F 27.0145 199.8933
3 91 Lazier, Buddy D / O / F 27.0769 199.4323
4 21 Giaffone, Felipe G / O / F 27.1069 199.2114
5 4 Hornish Jr, Sam D / O / F 27.1123 199.1724
6 14 Salazar, Eliseo D / O / F 27.1207 199.1104
16 51 Cheever Jr, Eddie D / I / F 27.6591 195.2343
23 24 Buhl, Robbie G / I / F 28.0080 192.8023
NOTE : O=Oldsmobile I=Infiniti D=Daralla G=G-force F=Firestone
インフィニティ・マイアミGP
ホーニッシュが
インフィニィティ・マイアミGPの
初代ウィナー

チーバーは、インフィニティ・エンジンを
9位に押し上げてフィニッシュ

■4/8決勝レース

ホームステッド(4/8フロリダ) - エディ・チーバーJr.は新型インフィニティA35エンジンで初のトップ10完走。21才のサム・ホーニッシュが、35000人の観衆の前でインフィニティ・マイアミGPの初代勝者となった。また、女性ドライバーのサラ・フィッシャーがトップと僅差の2位となった。

暖かいマイアミの好天により、インフィニティ・マイアミGPは絶好の日和となった4月8日(日)、NFLスターのニック・ブオニコンティの号令によって各車エンジンをスタートした。16番手からスタートしたインフィニテイのエディ・チーバーJr.は、、我慢の走行で88ラップ目には一時7位までポジションを上げた。残りの周回を不安定な操縦性と戦いながら周回し、チーバーは、No.51エクサイト@ホーム・インフィニティを9位に押し上げ、200ラップのレースを終えた。このレースは、新型インフィニティ・エンジンにとって3月のフェニックス以来2戦目だった。

No.24チーム・ピュレックス・ドライヤー&ラインボールド・レーシング・インフィニティのロビー・ビュールは、電気系のトラブルでレース序盤に戦列を去り、公式記録に24位と記されることとなった。

インフィニティチームは、アトランタで今月28日に開催される今シーズン初のナイトレースに向けて、テストに多忙な日々を迎える。

エディ・チーバーJr.のコメント
「この300マイルの長距離レースは、新型インフィニティ・エンジンにとって初体験だったので、この結果はハッピーといえる。我々には、エンジンの問題は皆無であった。しかし、シャシーの操縦性については、まだまだセットアップが必要だ。ハンドリングは非常につらかった。シーズン直前に新エンジンが到着したために、冬の間にテストできていないのが残念だ。可能な限り早く追いつこうと努力している。エクサイト@ホームチームにとっての次のステップは、火曜日と水曜日に予定しているアトランタでのテストだ。我々はフェニックス以降数多くの改良を加えたが、アトランタレースの前にそれと同等の進歩をさせようとしている」

ロビー・ビュールのコメント
「何が起きたかまだわからない。電気系かセンサーだと思うが、とにかく全てがシャットダウンしたんだ」

インティニティ・マーケティングダイレクター、スティーブ・カイトのコメント
「エディの走りには満足している。今回の我々の目標が10位以内の完走だったからだ。我々はアトランタレースの前に、アトランタ、インディアナポリス、そしてリッチモンドでテストを予定している。通常6ヶ月かけるテストを3ヶ月でこなさなければならない。我々の開発チーム、レースチームはアトランタレースとその直後のインディ500レースに集中し、ハードワークの連続を続けている」

RACE RESULTS
POS. No. Driver C / E / T
1 4 Hornish Jr, Sam D / O / F
2 15 Fisher, Sarah D / O / F
3 14 Salazar, Eliseo D / O / F
4 21 Giaffone, Felipe G / O / F
5 35 Ward, Jeff G / O / F
6 3 Unser Jr, Al G / O / F
9 51 Cheever Jr, Eddie D / I / F
24 24 Buhl, Robbie G / I / F

NOTE : Chassis/Engine/Tyer
O=Oldsmobile I=Infiniti D=Daralla G=G-force F=Firestone
Driver Points
POS. Driver Total
1 Sam Hornish Jr. 104
2 Eliseo Salazar 75
3 Felipe Giaffone 60
4 Scott Sharp 56
4 Jeff Ward 56
6 Sarah Fisher 53
7 Billy Boat 47
8 Buddy Lazier 45
9 Robby McGehee 42
10 Buzz Calkins 36
12 Eddie Cheever Jr. 33
19 Robbie Buhl 25
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