◆公式予選1回目
金曜日のプラクティスは雨の中行われたが、公式予選の土曜日は朝から晴れ。11:50から第1回目の予選が始まった。
#1ロックタイト・ゼクセルGT-Rはエリック・コマス、#2カストロール・ニスモGT-Rはミハエル・クルムがタイムアタックのため、コースインした。いきなり#2のクルムが2'01"983のベストラップを記録。#64Mobil 1 NSXの2'01"956に肉薄する2番手のポジションを得た。2戦連続で3位入賞し、第6戦のTIでレース中のベストラップを出したために70kgのウェイトを積む#1は、コマスがタイムアタックを担当。4周目に8番手のタイムである2'02"865をマークした。

GT300クラスの占有時間を経て混走時間となり、#1は影山正美が、#2は片山右京がクォリファイのためにコースイン。それぞれ5周走行して、ドライバー交代した。
ミハエル・クルムは、「ウェイト20kgは5月からずっと積んでいるのでもう慣れた。スカイラインは非常に運転しやすいので、昨日が雨でセットアップできなかったのに最初のクリアラップでいいタイムが出た。午後はNSXもスープラもタイムアップしてくるだろうから、もう一度アタックし、ポジションをキープしたい。2'01"983のタイムは満足しているが、あれでも小さいミスを2回もしているから、タイムアップの余地はある。タイヤの選択が合っているかは、まだ判断できない。」と語った。
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