ALL STAR in AUTOPOLIS
1999.11.28

NICOS CUP GT オールスター戦 '99 フリープラクティス

雪景色のオートポリス、レインタイヤは好感触


Free Practice Report

【フリープラクティス】 天候:曇り、路面:ウェット→セミウェット

一夜明けた決勝レース日。寒気が雪を誘い、オートポリス周辺は一面真っ白の雪化粧となった。夜半過ぎから積もり始めた雪は最大10cm程となったが、幸いレーストラックとグラベルの雪はフリープラクティスが開始した朝9:00頃には消えていた。
30分間のフリープラクティスでは、ニスモチームは雨のレースを想定してレインタイヤでのセッティング確認などを行った。

ペンズオイル・ニスモGT−Rはコマスがスタート。途中、本山に交代したが、共にレインタイヤではトップタイムで安定した走行を見せた。ARTAゼクセルスカイラインは、クルムがプラクティスを開始、終盤亜久里にバトンタッチし、こちらもペンズに続く2番手のタイムを出した。これによって、GT−Rのブレーキシステムの信頼性の高さ、コンディション変化にも対応する高い安定性を示した。しかし、プラクティス終了直前にコース上の水がはけてきたため、他チームは次々にインターミディエイトタイヤに交換。ニスモチームも交換したが、タイムを記録しないうちにフリー走行は終了した。

ザナヴイARTAシルビアは、井出有治が走行を開始し、コースコンディションが良くなった中盤から土屋武士にドライバーチェンジ。土屋は2’05”922のタイムでGT300クラス2番手となった。

天気予報では、午前中は降水確率40%、レースがスタートする午後には20%と天候は回復傾向にある。しかし、フリープラクティスの結果からはウェットでの戦闘力も確認できている。


Free Practice Result
Po No Machine Driver Time
1 18 TAKATA童夢NSX 脇阪寿一 金石勝智 1'55"307
2 6 ESSO Tiger Supura 野田英樹 W.GARDNER 1'55"395
3 16 Castrol 無限 NSX 中子修 道上龍 1'55"470
4 100 RAYBRIG NSX 高橋国光 飯田章 1'55"904
5 36 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳 黒澤琢弥 1'56"194
6 36 カルソニック・スカイライン 星野一義 影山正美 1'56"201
7 1 ペンズオイル・ニスモGTR E.COMAS 本山 哲 1'56"561
8 2 ARTAゼクセルスカイライン 鈴木亜久里 M.KRUMM 1'56"838
5(15) 15 ザナヴィARTAシルビア 土屋武士 井出有治 2'05"922

公式予選レポート