GTの最終戦はここ4年鈴鹿で行われていたが、富士で開催されるのはGT初年度の93年(全3戦が富士で開催)を除けば初めてのこと。ゴールデンウィークの第3戦は500kmレースとして行われたが、今回は通常のレース距離である300kmレース。さらに最終戦で2クラスとのチャンピオンが決定することもあり、レース内容も白熱しそうだ。
なお通常のレースで加算される予選トップ3、最速ラップベスト3のポイントは、今回はカウントされず。このため、ランキング5位の#22 Z(クルム)、同6位の#23 Z(本山/松田)、同8位の#12 Z(トレルイエ/星野) までチャンピオン獲得の権利がある。ランキング上位の車両は軒並み車重が重いため、“優勝してチャンピオン”というシナリオは難しいかもしれない。今回先行投入されるVK45DEエンジン搭載の#22 Zにはぜひ注目しておきたい。
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