Round2 SUG GT Championship
SPORTSLAND SUGO / Miyagi, JAPAN
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GT500 class 決勝前フリー走行
決勝レース日の朝はまたしてもウェット
#1「ザナヴィ ニスモ Z」が2番手タイム
JGTC第2戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP 決勝スタート前 - フリー走行レポート
5月23日、スポーツランドSUGO(宮城県)
  前夜から仙台近郊の山々に降り注いだ雨は決勝レース日の早朝には止んだが、朝8時00分から行われたフリー走行の時間となってもスポーツランドSUGOの路面はセミウェットのままであった。気温は10℃と、依然として低い。空は濃い雲に覆われ、コースの所々は霧が出ていた。ウェット宣言が出され、各チームともレインタイヤを装着してコースインして行った。

#1ザナヴィ ニスモZは、本山哲が走行をスタート。川のように流れる水は見受けられないものの、最終コーナーからの上りセクションは所々ドライ路面、ストレートでは水しぶきが上がる程度という状況であった。しかし、数周するうちに、主にレコードラインを中心として路面は乾いて行った。#1は、途中リチャード・ライアンにドライバー交代し、さらにセッション後半にはスリックタイヤに交換して走行を続けた。ベストタイムは1分24秒822で、全参加車中2番手であった。

#22モチュールピットワークZは、影山正美が最初にドライブした。セッション中盤にはドライセクションが広がり、徐々にスリックタイヤ装着車が増えてきた。レインタイヤで周回していた影山がピットインしミハエル・クルムに交代した際、スリックタイヤに交換した。しかし、全面ドライになったわけではなく、レコードライン以外ではウェットパッチも多く、ドライタイヤで適正なタイムを記録できたのは限られた数台となった。

#12カルソニックIMPUL Zは6番手タイム、#22 Zは、7番手、そして#3 G’ZOX SSRハセミZは9番手のタイムであった。午前8時現在の天気予報では、このあとの空模様はくもりで、夕方から降雨の可能性があるとのこと。81周の決勝レースは、14時20分にローリングラップがスタートする予定。

ニスモ出川監督
「フリー走行は、文字通り微妙なコンディションでした。しかし、レインコンディションでも2台ともバランスが悪くないことが確認できました。ドライでスタートするのであれば、もう少し気温が上がって欲しいですね。昨日から天気予報よりも状況変化が早まっているようなので、ピンポイント天気予報をにらみながら慎重にタイヤを選択するつもりです。今回もタイヤチョイスが肝心になると思います。いずれにせよ、その時点でのベストを選びます」

影山正美
「僕が走っている時間帯はウェットからドライへの境目でしたが、タイムは悪くなかったと思う。スタートの天気? それを考えていると疲れるので、考えません。僕はウェットでもドライでも問題ないので、いずれにしても一生懸命頑張ります」

トピックス
今年のJGTCオールスター戦は、ツーハイ(中国)とフォンタナ(米国カリフォルニア)に決定
決勝レースを前に、GTアソシエーションから本年のオールスター戦2レースの開催について発表があった。10月4〜6日に予定されていた上海市街地コースでのレースは、ツーハイ(珠海)サーキットに変更。12月17〜19日には、予定通りカリフォルニア・スピードウェイ(通称フォンタナ)で開催されることとなった。
 
   
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