OMORI FACTORY NEWS

 

2012.7.31
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
〜 同乗、先導、後追い・・・お腹いっぱいになります。

皆さん、こんにちは。フロントの兼平です。
先日開催したサーキットラン@袖ヶ浦の模様をレポートいたします。

今回はプリンス東京さんにもご協力いただき、19名の方にご参加いただきました。参加車種はZと第二世代GT-Rで半々といったところ。ちなみに、「初めてのサーキット走行」という方が1名いらっしゃいました。
最近は「第二世代GT-Rでサーキットを走りたい!」という方も増えてきているので嬉しい限りです。
ちなみに、参加いただいた第二世代GT-Rの中でBNR32の割合は5割。BNR32でサーキット走行を希望される方も増えてますよぉ!!

あと、ATでの参加も増えました。しかもATユーザーは全員50代。ステアリングとブレーキ、アクセルに集中できるAT車でサーキットを楽しむのって『大人(オジサマ!?)の遊び』って感じでいいですね。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

インストラクターを務めるのは、藤井誠暢Drと荒聖治Dr。
開会の挨拶のあと、早速、Zチャレンジ参戦者を主体とした中級者グループ(A組)と、初心者グループ(B組)に分かれて、午前のレッスン開始です。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

初心者グループのB組では、コース(ライン)を覚える事に主眼を置いた練習を行います。
実走行の前にドライビングポジションを確認。自分でベストと思われるポジションにセッティングしてもらったのち、インストラクターが説明しながら最適なポジションへと修正します。目線の高さや腕、足、肩の位置など、ポジションひとつとっても学べる要素がたくさんあります。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

そして恒例となったエルグランドに乗車してのコース説明。
ピットロードの速度制限〜ピット出口の信号〜コースインの仕方〜ライン&シフトポイント〜その他走行中ならびにコース上の注意点〜ピットインの仕方などをレクチャー。
これが、結構なスピードで周回するので、「えっ! エルグランドってこんなに速いの!?」って思っちゃいます(笑)。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

続いては先導走行。ブレーキ、加速などメリハリのある走行をとおし、走行のリズムを身につけていただきます。
こうした先導走行は、中級者でも「最近、タイムが伸び悩んでいる」といった場合に改めて受講することで基礎の見直しができるため、次へのステップにつながります。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

ここで、「サーキット走行が初めて」という方に個別レクチャーを実施したのでご紹介します。
まずは、フラッグやホワイトラインカット、ウインカーの出し方や抜かれ方、ポストの位置などサーキットでの基本ルールを説明。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

さらに、同乗走行によるコースの説明(今回は、サーキットよりペースカーを特別にお借りしました)やマンツーマンでの先導走行を行い、サーキットに慣れていただきます。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

一方、中級者クラスのA組では、肩慣らし的にクルマの挙動に慣れることを目的にパドックでジムカーナ走行を行います。
ヘアピンのRをきつくする事でオーバーステアになりやすいコースレイアウトとし、トラクションをしっかりと確保できるアクセルワークの練習に主眼を置きました。アクセル操作をラフにしすぎず、タイヤが滑らない程度にコントロールしつつ、無駄な挙動を起こさないためにどうすれば良いかを考えながら走行していただきます。
また、クルマのセッティングを変える事でどういう挙動の変化が起きるのかを試していただきました。特にアシのセッティングを変えることで挙動変化を知る事はとても重要です。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

途中、Zチャレンジに向けて「レースでの抜き方を教えて欲しい」という要望が出たので、クルマを休ませる意味も込めて、ブリーフィングルームで緊急レクチャー。
Zチャレンジのような性能差が少ないワンメイクレースでは抜くのが非常に難しいのですが、抜き方やレースを楽しむ上で最も大切なポイントなどを解説しました。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

いよいよ午後はクラス別にフリー走行。
いつもどおりデモカーやお客さまの車両を使って同乗走行も行います。何度やっても、その都度、得られる物があるのが同乗走行なんです。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

さらに今回は先導走行や後追い走行も頻繁に行い、さらなるスキルアップにつなげていただきました。
Zチャレンジに向けて意欲満々のNさんは、「今日は、先導や後追いのおかげで、タイムも伸びました。大満足(笑)」だったそうです。

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

そして緊急企画としてフリー走行終了後、Zチャレンジに向けコース上でスタート練習を行いました。
「1分前ボード」→「30秒前ボード」→「シグナル点灯」→「ブラックアウトスタート」という、本番さながらのスタート練習。こういう機会でなければ、絶対にできませんよ。
まぁ、フライングスタートも多かったですが(笑)。まだまだスタート練習は必要ですね!

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート
 

最後に今回初めてサーキット走行を行ったお客さまにコメントをいただきました。
「サーキット走行には前から興味があったのですが、『勇気がいる』というか、とにかくハードルが高いイメージが強くて・・・。
そんな時に友人から『大森ファクトリーの走行イベントであれば、丁寧に教えてくれるから、行ってみる?』と誘われて今回の参加を決めました。
荒Drに同乗させていただいた時、最初はラインを確認するので精一杯でしたが、慣れてくると荒Drの操作やブレーキの踏み方なども見れるようになり、ドライビング方法が良く分かりました。
限界域を体験できた事もとても良かったです。『ラジアルタイヤでもこんなに走れるのか』という事が分かりました。
また機会があれば、参加したいですね」。

今回のサーキットレクチャーでもワンツーマン対応や緊急レクチャー、先導・後追い走行など、その場の要望にあった対応を行いましたが、この小回りが大森ファクトリーのサーキットイベントの特長です。「大切な愛車と長く付き合う」にプラスして楽しくサーキットで遊んでみたいと思われる方は、次の機会にぜひとも参加してみてください。

以上、兼平でした。

KANEHIRA

Reported by 兼平
(OMORI FACTORY)

 

<当日のPHOTO GALLERY>

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート

サーキットラン@袖ヶ浦レポート