皆さん、こんにちは。フロントの兼平です。
サーキットランを実施したのでご報告いたします。

参加いただいたのは17名。今回は、ZとGT-Rの方に多数ご応募いただきました。
袖ケ浦の走行が初めてという方が2名。サーキット走行自体が初めてという方も2名いらっしゃいました。
今回の講師は、松田次生Drと藤井誠暢Drです。

いつものように、経験者グループと初心者グループに分けて、それぞれのレベルにあった講習を実施。
初心者グループでは、フラッグ説明や基礎的なコーナリング方法などサーキット走行の基本を講義し、続けてエルグランドでコースを走りながら、コースイン・アウトの仕方、ポストの位置確認などを行い、コースを知っていただくことから始めました。その後、先導走行により走行ラインを確認しながら、実践的な走行に慣れていただきます。

一方、経験者グループは、パドックを利用して定常円を基本としたアンダーとオーバーの見極めを行いつつ、午後のフリー走行に向けて車両挙動の把握を重点的に行いました。車両挙動を把握することで、走行スキルの向上はもちろん、いざという時の危険回避スキルも格段にアップできるんです。

午前中の基礎講習の後は、楽しい昼食会。つ、ついに袖ケ浦にもレストランがオープンしました！！　これでお昼に悩まなくて済みます（笑）。今日のメニューはハンバーグ。本格的で美味しかったですよ。

いよいよ、午後のフリー走行の開始です。
もちろん、今回もデモカーを使った同乗走行やお客さまの車両を使った同乗走行を行い、プロのドライビングからたくさんの事を学んでいただきます。これほど同乗走行の機会に恵まれたイベントって、他にないのでは？

よーく見ると、ひーちゃんの隣で同乗しているのは…、せいちゃんこと当主 佐々木じゃないですかっ！！　同じAT使いとしてひーちゃんのドライビングテクニックを盗もうとしてる！？　実は、今回の走行で同じATを駆るプロドライバーよりも速いラップタイムを叩き出したひーちゃん。恐るべし、58歳！

また、お客さまのご要望により、R34 GT-R クラブマンレーススペックへの同乗も実施しました。もちろん、R2を搭載しています。GT-Rマガジンさんでの連載により注目度が高い車両だけに、お客さまには大変喜んでいただきました。

サーキットランではいつもやるのですが、コーナーのクリッピングポイントとコーナー先の目標点となる箇所にパイロンを置いてあるので、パイロンを意識して走行すると理想的なラインを取ることができます。この効果はかなり絶大で、走行後のロガーチェックで初めてサーキットを走る方でも驚くほどキレイなライン取りができていました。

また、今回の最年少参加者、大学生のTさんは、初めてのサーキット走行にとても緊張されていたので、とりあえず、私、兼平がマンツーマンで基礎的説明や同乗走行を行い、少しずつサーキットに慣れていただくことから始めました。
「全く何も分からない。でもサーキットに興味がある」という方は、遠慮なくご参加ください！　少人数制ならではの「安心・安全のサポート」をさせていただきますよ。

もちろん、走行後はデジスパイスさんのロガー解説付き。プロドライバーも使用していて、理論的にスキルアップを行うには最適なツールですね。

最後に、参加いただいたお客さまの声をご紹介します。
「同乗走行って本当にタメになりますね。これが自分のクルマなの？　ってビックリしてしまいました。プロの横に同乗できるだけでも価値があるのに、その場で指導してもらえるのは本当に良かったです。今日？　面白かったですよ」。

「大森ファクトリーのサイトをいつも見ていて、楽しそうだなぁと思い参加しました。スタッフの方は初めてお会いする方ばかりなのに、WEBを見ていたせいで勝手に知っている人と思って接してました（笑）。本当に楽しかったです」。

「怖さと楽しさが共存してましたが、無事に生還できました（笑）。サーキットは初めてなので何をどうすれば良いか全く分からなかったのですが、スタッフや講師の方がサポートしてくださったおかげで心強かったです。データ解析で色々な事が分かったので、また走りたいです」。

とにかくみなさんに楽しんでいただけて本当に良かったです。参加された方のマナーがとても良く、サーキットのルールをきちんと守っていただけた事が楽しい一日に繋がるのだと思います。今年もみなさんの笑顔のために、各種イベントを企画いたしますので、ふるってご応募ください！！

今年も一緒に遊びましょう！！

以上、兼平レポートでした。