- 2015.02.05
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ニスモアスリートグローバルチーム、マウントパノラマに集合
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マウントパノラマサーキットは、オーストラリア南東部の中心地シドニーからクルマで約3時間の位置にある公道サーキットである。木曜日には車検やチーム登録などが行われ、6日金曜日から走行セッションが開始となる。7日土曜日には公式予選が行われてスターティンググリッドが決定し、8日日曜日の日の出直前、早朝6時に決勝レースはスタートし、18時頃チェッカーフラッグが振られてレースはフィニッシュする。この日はチーム代表の田中利和ニスモ常務執行役員らがチームに合流。チームミーティングで、田中代表は、「昨年はここで悔しい思いをしましたが、それをバネにして十分力を発揮しましよう。チームの戦略を正確に、着実にこなすことが肝心です。特にピットワークの迅速性など、ニスモの持ち味を活かして最後まで戦いましょう」と語った。
ドライバーの千代勝正は、「ここに戻ってくることができて本当に嬉しいです。昨年はクラッシュで終わってしまい、とても残念な結果となってしまいました。しかし、一年間ヨーロッパでレースを戦ってきて、経験を重ね様々な対処方法を身につけてきました。今年はとにかく最後まで走り、良い成績を残したいと思います」と抱負を述べ、同様に昨年の同レースに出場しているウォルフガング・ライプ(ベルギー)も、「みなさん、こんにちは。また皆さんと一緒にレースができて大変嬉しいです。良いマシン、良いチーム、良いチームメイトに恵まれて僕はハッピーです。素晴らしいレースにしましょう」と笑顔でコメントしました。
このレースに出場することになっていたアレックス・バンコムが参加できなくなり、代わりにニッサンGTアカデミーの卒業生であるフローリアン・ストラウス(ドイツ)が出場することになった。昨年のニュルブルクリンク24時間レースでチームRJNのNISSAN GT-R NISMO GT3に乗ったことがある彼は、「この有名なレースに出場できる幸運に僕自身驚いています。僕にとってバサーストは初挑戦ですが、クルマは慣れ親しんでいるGT-Rだし、チームの多くの人々は昨年のニュルブルクリンクで一緒でした。チェッカーフラッグを受けることが一番大事なのはよく知っているつもりです。頑張ります」と語った。
その後、公式車検でマシンと装備のチェックを受け、集合写真を撮影してこの日のスケジュールを終了した。
バサースト12時間レース 2015