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ハロー!

欧州への挑戦ブログ、2年目の第二弾は、イギリスからお届けします。

今回、僕はシルバーストンのレースのために渡欧しましたが、一週間前にニュルブルクリンク24時間レースがドイツであるため、その応援を兼ねて、一週間早くヨーロッパ入りをしました。

ニュルでは昨年一緒に戦ったメンバーのクルムさん、一樹さん、アレックス、ルーカスの4人がGT Academy Team RJNの35号車に、バサースト12時間でチームメイトだったフローリアンが21号車、Schulze MotorsportのGT-Rに乗っていました。また35号車のメカニックやスタッフは普段ブランパンで一緒に仕事をしているメンバーなので、気心の知れた人たちです。そして35号車は、見事9位シングルフィニッシュを達成、この過酷な24時間レースでノートラブルで走り切るのは、本当に凄い事だと思います。21号車も19位で、本当にお疲れさまでした。

そして今回、ヨーロッパ滞在期間を利用して、平日はイギリスの語学学校に通いながら、人生初のホームステイをしました。最初はすごく不安でしたが、ホストファミリーのご家族がとても親切で、いつも美味しい料理を作ってくれるので、トライして本当に良かったです。また学校でもすぐに友達が出来、放課後はジムでトレーニングをしたり、友達とバスケットボールやフットボールも出来るので、とても楽しく過ごせました。特に場所が海沿いの街で、天気が良い日はとても気持ちよく過ごせています。もし留学に一歩踏み出せずに悩んでる人がいたら、ものすごくオススメします(笑)

そしてブランパン耐久シリーズ第2戦、レースウィークの木曜日の夜にサーキットに入り、金曜日はミーティングをしたり、コースウォークをしたりしました。今回のシルバーストンは、GT-Rが得意とするサーキットの一つなので、とても自信がありました。

ブランパンの予選は、3人のドライバーがQ1、Q2、Q3を担当します。タイヤのセット数が限られるため、Q3のみニュータイヤでアタックする作戦でしたが、イギリス特有の時折降る小雨の影響で、僕の走ったQ1の途中からウェットコンディションとなってしまい、Usedタイヤで走った僕のタイムで予選順位が決まってしまう可能性が出てきてしまいました。つくづく、雨男だなと思いました。

Q2に出走したウォルフィーは、僕のタイムを上回るため、ウェットコンディションの中ニュータイヤでアタックしましたが、タイムが伸びませんでした。

最後のQ3の時には、なんとかドライコンディションに戻り、アレックスがアタック。しかし、トラフィックに引っかかってしまいました。残り時間がわずかとなりましたが、2セット目のニュータイヤを投入し、最後の最後でアレックスが一撃を決めてポールポジションを獲得しました。今思い出しても、本当に凄いアタックでした。

決勝はウォルフィーのスタートで、順調にレースをリードしていましたが、1回目のピットインに入る数周前に、周回遅れのフェラーリに接触、マシン修復のために時間を費やしてしまい、一時は32位まで順位を落としたところから僕が追い上げてアレックスにつなぎ、13位でフィニッシュとなりました。車の調子はすごく良く、表彰台を獲得できる手ごたえは有ったので、残念な結果でした。

60台のGT3マシンが一斉に走るブランパン耐久は、今回もたくさんのアクシデントがありました。悔しいですが、誰にでも起こりうるアクシデントだと思うので、今後のレースのために、このレースから学んで、また頑張りたいと思います。ちなみに、レースでもファステストラップを記録して、予選決勝共に常に一番時計だったGT-R。次こそは結果が欲しいです!

今回もたくさんの応援、ありがとうございました。

それではまた、See you soon!

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