

NISSAN GT-R(R35)では、スポーツ走行する場合の「前/後点検」が重要です。
この点検を実施することで、サーキット走行やVDC-R Offでの走行後に日産の車両保証を再度適用(復帰)させることができます。また、様々な点検項目がありますので、日常点検の一つとしても活用頂ける内容となっています。
さらに大森ファクトリーのシャシーメカニックは、全員がGT-R認定メカニック。その豊富な経験を生かした車両セットアップのアドバイスを通じ、様々な場所でのドライビングをお楽しみください。
1.油脂類及び冷却水
車体下回りからのオイや冷却水の漏れ、にじみ |
点 検 |
エンジンオイル量調整/点検(油温履歴、漏れ、にじみ) |
点 検 |
加圧式リザーバータンク冷却水の量と濃度の調整 |
調 整 |
パワーステアリングフルードの量及び漏れ |
点 検 |
ブレーキフルードの量 |
点 検 |
トランスミッション&ファイナルデファレンシャルオイル点検(油温履歴、漏れ、にじみ) |
点 検 |
2.エンジン
触媒コンバーター周辺への熱害有無 |
点 検 |
マフラーフィニッシャーとリヤバンパーのクリアランス点検(GT-R専用純正マフラー装着車のみ) |
点 検 |
マフラーと周辺部品のクリアランスの確認と調整 |
点検・調整 |
3.トランスミッション
クラッチクリアランスとシフトフォーク位置の調整 |
調 整 |
タイトコーナーブレーキング現象が極端に大きくなっていないか |
点 検 |
4.ドライブシャフト
ドライブシャフトユニバーサルジョイントのダストブーツの亀裂及び損傷 |
点 検 |
5.ブレーキシステム
ブレーキパイプ、ホースの漏れ、損傷、取付け状態 |
点 検 |
ブレーキパッドの状態(摩耗、焼け具合、亀裂や損傷) |
点 検 |
ブレーキディスクの状態(摩耗、亀裂や損傷) |
点 検 |
ブレーキマスターシリンダー、キャリパーの液漏れ |
点 検 |
フロントブレーキパッドのグリースふき取り |
清 掃 |
フロントブレーキパッドのグリース塗布 |
給 油 |
フロントブレーキフルードのエア抜き
(新車後やブレーキフルード交換後の初回スポーツ走行時又はハードなスポーツ走行時) |
点 検 |
ブレーキ周辺部品の熱劣化有無の点検 |
点 検 |
ブレーキパッドの慣らし(パッド交換後の初回スポーツ走行時のみ)*NCCB装着車以外 |
点 検 |
スプラッシュガードとブレーキローターのクリアランス確認*NCCB装着車のみ |
点 検 |
エアガイド周辺のクリアランス確認*NCCB装着車のみ |
点 検 |
6.ホイール・タイヤ
ホイールバランスウエイトのアルミテープ貼付け |
交 換 |
タイヤ脱着時ホイールナットなめの有無 |
点 検 |
ホイールナット取り付け部座面変形の有無 |
点 検 |
ホイールナット及びドライブシャフト用センターナットの緩み |
点 検 |
ホイールナットの規定トルク締付け |
締 付 |
ホイールベアリング(ハブ)のガタつきや回転方向の引っかかりの有無 |
点 検 |
タイヤとホイール内側のタイヤ位置「合わせマーク」付け |
点 検 |
ホイールとタイヤの回転方向合わせの位置ずれ(リムズレ)の有無 |
点 検 |
タイヤ内圧の点検と調整 |
点検・調整 |
タイヤのエアーバルブとナットの緩み |
点 検 |
窒素漏れ(エア漏れ)の有無 |
点 検 |
タイヤの溝の深さ |
点 検 |
タイヤの異常摩耗 |
点 検 |
タイヤの亀裂や損傷 |
点 検 |
タイヤアウター側のサイドプロテクター(サイドウォール)の状態 |
点 検 |
7.ステアリング
ステアリングシステムのロッド、アーム類のボルトナットの緩み、ガタ及び損傷 |
点 検 |
ステアリングギアボックスの取付けの緩み |
点 検 |
8.サスペンション
ショックアブソーバーの損傷、油漏れ |
点 検 |
サスペンション取付け部、連結部の緩み、ガタ及び損傷 |
調 整 |
ホイールアライメントの測定(調整) |
点検・調整 |
※油脂代および消耗部品代は、点検費用に含まれません。
※ホイールアライメント調整費用は、点検費用には含まれません。
※点検結果により追加整備が発生した場合は、別途費用が発生します。