
2010.9.10
大森ファクトリーのとある一日
皆さん、こんにちは。フロントの鷹巣です。
いつもニュースで色々な大森ファクトリーの活動をご報告していますが、今日は日常の作業風景をレポートしてみようと思います。はたしてファクトリー工場内では一体どんな作業が行われているのでしょうか!?
まず、1工場で作業しているのは、工場長の小笠原さん。ステージア260RSへオーリンズ製サスペンションの取付け作業中です。と、ここでキラっと輝くスペーサーを取り出しました。どうやらピロ式サスペンションのアッパー部と車両のマウント部が合わないため、ワンオフでスペーサーを作っちゃったようです。
完成したスペーサーがこちら!


これでバッチリ!取り付け完了です。


ちなみに、後日塗装まで実施した最終仕様版を再度取付けし、納車完了となりました。
次は、洗浄室を覗いてみます。
シャシー担当の森田くんが高圧洗浄器やヤスリを使いR34スカイラインのドライブシャフトの汚れを丹念に落としています。これはサスペンションリフレッシュ作業の一環です。この車両は、以前にブレーキとデフのリフレッシュ作業を完了しているため、今回はシャシーリフレッシュメニューのうち、サスペンション部分のみを実施することにしました。車両の状態やお客さまの状況にあわせて、メニューのアレンジも行なっているんです。


さらにアップライトをばらして、ブッシュの圧入やパーツの洗浄を行います。


人間でも疲れがたまってくると、リフレッシュするためにお風呂にゆっくり入ってマッサージを受けてコリをほぐす・・・なんてことしますよね。
車にとっても、こびりついた汚れを丹念に落として、弱っている部分は調整、交換してあげる、まさにリフレッシュ!! してあげることがとても大切なんです。長く愛車と付き合っていくためには欠かせないメンテナンスのひとつですね。
続いてはBNR34のエンジンルームを覗きこんでいる内田くんを発見!エンジンチューニングメニューの R1を施工した車両の現車セッティングをしています。


通常は全国のエキスパートショップで受付、初期診断、エンジンの降ろしを実施するので、大森ファクトリーにはエンジン本体だけが送られてきますが、今回お近くにエキスパートショップがなかったために日産販売会社を窓口として、車両ごと大森ファクトリーに送っていただきました。
お近くにニスモショップがない〜〜(T_T)と施工をあきらめていたそこのあなた!! ぜひお近くの日産販売会社、もしくは大森ファクトリーに相談してみてくださいね。
(ご注文方法〜車両輸送〜施工〜納車までの流れを今後サイトにアップする予定です。)


さてさて1工場に戻ってみると、マーチカップカーがリフトアップされています。シャシーメカニックの貝瀬さんが車両診断を行なっているようです。下回りのチェック、パソコンをつないでデータロガーが作動しているか、電気系に異常がないかなど入念なチェックを行っています。
こういったレーシングカーもメンテナンスはもちろんのことサーキット走行前点検、走行後点検などで入庫するんです。




と最後に忘れちゃいけないのがエンジン室!あら?なんだか人が多いなぁ。。と思ったら今日は学生の皆さんが会社見学にいらしてたんですね。みなさんの真剣な面持ちにちょっと緊張気味な金林くんですが、エンジンメンテナンスのポイントをうまく説明できた様子です。


みなさんいかがでしたか?大森ファクトリーではサイトでご紹介しているようなメニュー商品はもちろんのこと、お客様のご要望に臨機応変に対応させていただいてます。ぜひ一度大森ファクトリーに足を運んでいただいて、愛車に関するお悩みをお聞かせください! 車と過ごす時間がきっともっと楽しくなりますよ(^-^)v
以上、鷹巣レポートでした。

Reported by 鷹巣
(OMORI FACTORY)