
2011.6.15
R35 クラブトラックエディション製作風景
こんにちは。カート大好き貝瀬です!
先日、無事に車両お引渡し式&第一回レーシングスクールを終了したクラブトラックエディションの主要架装部位の製作風景をちょこっと!? だけお見せしたいと思います。
クラブトラックエディションは、日産自動車(株)が特別に開発したベース車に大森ファクトリーを始めとする特約サービス工場協会にてサーキット専用部品を架装して、お客さまに納車となります。
大きなところで言えば、「ロールケージ」。ロールケージを固定する台座の溶接や組み付けを行います。
ロールケージがボディ同色に塗装されているのもさりげないポイントです。






ボンネットとトランクリッドは、万が一の時に外部からの開閉を可能とするため、標準のストライカー機能を排除してボンネットピン(ファスナー)を装着します。




こちらもいざと言う時のための自動消火器。消火剤を噴霧するノズルをエンジンルーム(4箇所)や室内(2箇所)に設置し、各種配管を行います。写真では分かりにくいですが、青い部分が噴霧用ノズルです。






足回りでは、ショックアブソーバーやフロントアッパーリンクなどを交換し、ブレーキエアガイドを装着。




室内ではロールケージ以外にも、ステアリング交換、バケットシート装着、足元の断熱処理などを行います。






その他、冷却パーツやラップセンサーなどを装備してサーキット専用車両の完成です。
完成車両はアライメント調整後、サーキットでのチェック走行を行い、お客さまにお引き渡しとなります。
チェック走行の模様は、次の機会にレポートしますね。
以上、貝瀬でした。

Reported by 貝瀬
(OMORI FACTORY)