OMORI FACTORY NEWS

 

2012.4.9
‘12レーシングECO耐久 参戦記
〜楽しみながらレース体験

皆さん、こんにちは。フロントの兼平です。
先日、袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催された「第4回 レーシングECO耐久」にお客さまと一緒に参戦したので、その模様をレポートいたします。

「レーシングECO耐久」は、周回数とレース中の平均燃費のポイントを合算して順位を争うという非常にユニークなレーシングプログラムとなっています。
※レーシングECO耐久の詳細は「レーシングECO耐久オフィシャルサイト」をご覧ください。

昨年も参戦しましたが、今年もZチャレンジ参戦経験者やZチャレンジに興味をお持ちのお客さまを中心にチームを結成。参戦車両は大森ファクトリーのZ34CRS(クラブマン・レース・スペック)です。
ちなみに昨年は私がチーム代表を務めましたが、せっかくのいい機会なので、お客さまを代表してUさんにチーム代表をやっていただきました(笑)。
当日は生憎の雨模様。参戦中止も検討しましたが雨のレースで学べる事も多いと判断し参戦することに。

‘12レーシングECO耐久 参戦記
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午前中は練習走行です。
それにしても・・・。かなり路面コンディションが悪い! そのせいか、スリップやコースアウト車両が続出し、練習走行中でもアカ旗中断となってしまいました。何やら今日のレース展開を示唆しているかのよう・・・。

‘12レーシングECO耐久 参戦記

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その後も練習走行時間は多少あったのですが、我々はガソリンスタンドが込む事を見越して、少し早めの給油を行いチームブリーフィングで注意点や走り方などを確認。路面状況を鑑み、VDCやシンクロレブ機構などZ34が誇るあらゆる電子デバイスをフル活用し、クルマ頼み!? でレースを乗り切る事にしました(笑)。
もちろん、我々が目標としたのは、「事故を起こす事なく、無事に完走を果たすこと」です。

‘12レーシングECO耐久 参戦記

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と、思わぬ来客が・・・。「Zチャレンジ仲間が参戦する」との噂を聞きつけ、「ひーちゃん」こと人見さんが、応援に駆けつけてくれたのです。いつもの笑顔で参加者の緊張をほぐしつつ、ウェット時の秘策を伝授!?
参加者からも笑みがこぼれ、路面コンディションによる不安も吹っ飛んだ様子!?

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いよいよ、決勝レースにむけたグリッド整列。天気予報では午後には「曇り」になるはずでしたが、いっこうに止む気配はありません。ファーストドライバーを務めるUさんもさすがに緊張!? の面持ちでドライバーズシートへ。

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そして、天候が回復しないままセーフティーカー(SC)スタート。4時間にわたる耐久レースの始まりです。数週のSC先導の後、グリーンフラッグが振られて全車一気に加速。とにかく無事にレースを終えられますように!!

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予想どおり、とにかく今日のレースは荒れました・・・。
数十分に1回のペースでSCが入り、途中、アカ旗中断も。
このレースでは4回のピットインが義務付けられているため、SC投入のタイミングでピットインを行いドライバーチェンジ。ピットイン時には、チーム一丸となってドライバーチェンジのアシストを行います。耐久ならではの経験もいいものです。

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波乱尽くしのレース展開でしたが、無事にチェッカーを受ける事ができました。目の前でスピンやコースアウトが起こっても慌てることなく落ち着いてパスすることが幾度となくあり、それもこれも日ごろから大森ファクトリーのドライビングレクチャーやサーキットランに参加いただいた成果ですね!(笑)
結果は…。クラス3位に入賞。その他の賞も頂戴し、チーム一同喜んでおります。
参戦された皆さま、ありがとうございました! そしてお疲れ様でした!

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<参加者のコメント>

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「どうせなら、ガソリンを使い切って記録より記憶に残るレースをしたかったですね(笑)。このコンディションだったので最初の走行時はやはり緊張しましたが、その後は落ち着いてドライブできたと思います。スプリントレースではないので心の余裕も大きかったですね。Z34のVDCの安心感にも驚かされました。怖い思いをすることも無かったですし、何よりウェットでの良い練習になりました。」

 
‘12レーシングECO耐久 参戦記

「久しぶりのサーキットだったので、正直、ビビりました(笑)。路面コンディションも悪く、はじめは怖かったですよ。それでも目の前でスピンやコースアウトが数台ありましたが、慌てずに対処できました。Z34、スゴいですね!! リヤが滑り出してもクルマが勝手に立て直してくれますから(笑)。今日も楽しかったです!! 今後は、もっとウェットコンディションでの練習をしたいですね。」

 
‘12レーシングECO耐久 参戦記

「こうした機会を与えていただいて、本当に感謝しています。デモカーでレースなんて普通、経験できないですから。大森Fのデモカーって乗り易いですね。特にブレーキには驚かされました。雨の中、ここまで踏めるの!? って感じです。レースは10年ぶりだったので最初ドキドキしましたけど、電子デバイスや兼平さんの的確な作戦に助けられました。また機会があれば、ぜひ参戦したいです。」

 

とにかく、参加されたお客さまが無事に、そして笑顔でゴールを迎えることができて本当に良かったです。
今回の参戦をとおしてウェットコンディションの中でも「コンスタントに安定したラップタイムを出す力」が必要な事も分かりました。次回のからのスクールで対応策を検討してみようと思います。

前回も途中まではウェットコンディションだったので、次回こそはドライで楽しみたいものです(笑)。

以上、兼平レポートでした。

KANEHIRA

Reported by 兼平
(OMORI FACTORY)

 

<当日のPHOTO GALLERY>

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