
2011.2.18
第二回 ドライビングレクチャー@FUJI SPEEDWAY ジムカーナ場
皆さん、こんにちは。フロントの兼平です。
先日、富士スピードウェイのジムカーナ場でドライビングスキルの向上を狙った「ドライビングレクチャー」を実施したので、その模様をレポートいたします。
昨年の夏に開催以来、二回目となりますが、今回も日産プリンス東京さんにご協力いただき、Zチャレンジに参戦されている方や参戦を目指している方を中心に参加いただきました。
今回は、インストラクターによる講習という形式はとらずに参加された方がそれぞれに自分の弱点を見つけて克服できるよう、思いっきりクルマと遊べる場をご提供させていただきました。
参加台数は7台。少人数制なのでタップリと練習できます(笑)。


まずは、肩慣らしと同時に車両の挙動を掴んでいただくために大きな半円と小さな半円を結んだ楕円コースを作り、その外周を回ってもらいます。朝イチという事もあり、とても慎重に走らせる方、オーバー・アンダーを出される方と様々でしたが、1時間もすると車両の動きが随分と良くなってきました。




続いては、大きな半円と小さな半円を利用した8の字コースでの練習です。Rが異なる8の字の場合、小径コーナーへの進入が厳しくなります。そこを意識して、コーナー手前の直線で十分にブレーキングを行い、減速してからステアリングを切り始めないとアンダーが出てしまいます。減速後のアクセル操作が早すぎたり、急過ぎるとオーバーとなるため、単純なコースですがコーナリングの基本を再認識できるんです。
やはり、ここでもアンダー、オーバーが続出。でもそれで良いんです。そうした挙動を経験することで、車両の限界点を見極めることができるようになります。




最後は、少し小さめの定常円で練習です。
ここまで来ると、スライドコントロールを行う方や、アンダー・オーバー(グリップポイントの限界点)の見極めを再実戦される方など、それぞれのレベルに応じた走法を実戦されていました。


当日は非常に寒かったのですが、みなさん、車から降りられる時は「暑い」と言われるほど、ドライビングに集中されていたのが印象的です。ドライビングって結構、いい運動になるんですよね。
一日の練習を終えると、各自が確実にスキルアップされている事が分かります。参加された方からは、「待ち時間も少なく、十分に走行できたので良かった。自分の未熟な部分が分かった」といった声をいただきました。みなさん次回開催を要望されているので、早速、次の機会を検討します(笑)。







そうそう、11年のTRACK EVENT&SERVICEの日程が決まりました。近日中にオフィシャルサイトにてご案内いたしますので、興味のある方はドンドンお申し込みください。まったくの初心者の方でも問題ありませんよ! きっと、サーキットの魅力にハマるはずです。
では、サーキットでお会いしましょう!!
PS
日産プリンス東京モータースポーツ室の小山さん。寒い中、お客さまをサポートいただき、ありがとうございました!

以上、兼平レポートでした。

Reported by 兼平
(OMORI FACTORY)