ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社は、このほど社名ブランド・シンボルのデザインを一部変更し、2月10日より順次使用することを発表しました。
2004年で創立20周年を迎えるニスモは、本年を「グローバル元年」ととらえ、モータースポーツ活動、スポーツパーツビジネスの海外進出を本格化する方針です。これに伴い、ニスモブランドのよりいっそうの浸透を目指し、従来のブランド・シンボルを進化させました。
現在、ニスモの海外事業展開としては、全日本GT選手権(JGTC)マレーシアラウンドやダカール・ラリーなどのモータースポーツ分野、フェアレディZ用NISMOスポーツパーツを中心とする北米マーケットなどでの販売活動などがあります。これらの活動を拡充するに当たり、日産自動車のモータースポーツ活動を担当し、日産グループの「ハイパフォーマンスなイメージ」の向上を担うニスモとしては、海外でのブランド認知度を向上することが急務となっていました。具体的には、これまで「NISMO」の「O」を象徴していた赤い●を「O」と判読できるデザインとし、可読性を高めることにしました。
新デザインのブランド・シンボルは、本年より全日本GT選手権GT500クラスに実戦投入する「フェアレディZ」のボディに貼付するほか、ニスモが携わるモータースポーツ活動で展開します。また、商品カタログ、パンフレット等の販促物、商品、店舗サインなどは、順次変更していく予定としています。
【参考】 「NISMO」ロゴの変遷