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イベント

2022.12.13

NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2022

NISMO FESTIVAL 2022 イベントレポート写真

NISMO FESTIVAL 2022 イベントレポート

23回目のNISMO FESTIVALで、30,000人のファンと分かち合った3年分の熱い想い

12月4日(日)、23回目のNISMO FESTIVALを富士スピードウェイで開催しました。冬にしては暖かい日に、30,000人のファンと、今年新たに登場しグローバルに注目を集める新型Zの活躍や、SUPER GTとスーパー耐久でのトリプルタイトル獲得の喜び、高橋国光氏への追悼の想いなどを、分かち合いました。

3年ぶりのNISMO FESTIVALは、早くも前日の夜から、イベント開始を楽しみに待つファンの車両がゲート前に長蛇の列を作りました。レーシングコースを使って行われるイベントは、朝8時にNISMOロードカー等によるパレードランからスタート。今回からノート オーラ NISMOがNISMOロードカーファミリーに仲間入りし、ノート e-POWER NISMOと共に、隊列の先頭グループで走行。電動車両も含めて年々拡充していくNISMOロードカーラインナップが際立つパレードとなりました。

その後に行われた「NISSANヒストリックカーエキシビションレース」では、ブルーバード(KP510)が、性能で勝る240Z(HLS30)とラスト2周で抜きつ抜かれつのバトルを見せ、会場を沸かせました。240Zは、ストレートスピードの速さを活かし、チェッカーフラッグ直前でトップを奪還して勝利を飾りました。

NISMO FESTIVAL 2022 イベントレポート写真
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“Z is back in the Race”とサブタイトルがつけられた「NISSAN MOTORSPORTS HERITAGE RUN」では、1973年のフェアレディ240ZGから、最新のNissan Z GT500(SUPER GT)やNissan Z GT4 Conceptまで、Zのモータースポーツ活動を象徴する歴代車両9台がデモ走行を行い、特別展示されたIMSA GTO 300Zと共に、再びサーキットに戻ってきたZの更なる活躍をファンに誓いました。

NISMO FESTIVAL 2022 イベントレポート写真
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「高橋国光メモリアルラン」では、今年3月に亡くなった高橋国光氏が日産時代にドライブしたNISSAN R382(1969年)、SKYLINE 2000GT-R RACING CONCEPT(1972年)とSTP TAISAN GT-R(1993年)が登場し、日産/NISMOから感謝と追悼の意を表しました。後輩として高橋国光氏と共に日産モータースポーツ活動の一時代を作った長谷見昌弘氏は、SKYLINE 2000GT-R RACING CONCEPTでデモ走行を行い、「高橋さんに憧れ、目指していました。当時から天才でした」と語りました。一方、土屋圭市氏は、高橋国光氏から頂いたというヘルメットを被り、当時と同じデザインのレーシングスーツに身を包み、全日本ツーリングカー選手権(JTC)で高橋国光氏とコンビを組んだ想い出のマシンであるSTP TAISAN GT-Rをドライブ。高橋国光氏がドライブしている様子を彷彿させる光景をファンに披露しました。土屋氏は、幼い頃からの高橋国光氏への強い憧れを語り、「JTCで国さんと組むことが決まった時は、天にも昇る気持ちでした。国さんは俺の親父であり神様です」と話しました。また、NISMO FESTIVALで高橋国光氏の追悼イベントが行われたことや、縁あるマシンが今でも全開で走れるようにメンテナンスされ続けていることに、感謝を述べました。

NISMO FESTIVAL 2022 イベントレポート写真
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ピットエリアでは、日産のエースナンバーである23番ピットで高橋国光氏の「メモリアルガレージ展示」が行われ、その横には、23回目のNISMO FESTIVALを記念した「NISMO FESTIVALヒストリーミュージアム」が作られました。展示車両がピットエリアを隅から隅まで埋めつくし、コロナ禍でパドックへの入場規制が続いたファンは、久しぶりに開放されたパドックエリアや、レース時には入れないピットエリアの雰囲気を大いに楽しんでいました。

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より多くの方に気軽に「NISMO FESTIVAL」を楽しんでいただきたいと今年新たに企画されたオンラインコンテンツでは、場内放送の映像に交え、「SUPER GT GT500クラスドライバートークショー」や、「レースクイーンステージ」、「サッシャMCのイベント広場散策・ピット散策」など、オンライン独自のコンテンツがNISMO公式YouTubeチャンネルでLIVE配信され、多くの視聴者で盛り上がりました。

その他、STAND EVENT AREAやPADDOCK EVENT AREAでは、NISMO FESTIVALならではのガレージセールや限定品などのショッピングを楽しむ方や、日産やNISMO PERFORMANCE CENTER、AUTECHエリアでの最新の展示車両をじっくりと見たり、車両ごとのオーナーズパーキングに駐車された車両を見て楽しんだり、多くの出展社によるショップエリアを見て歩くファンで賑わいました。

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イベントを締めくくるフィナーレでは、日産フォーミュラEチームのヴォルペ マネージングダイレクターと、フェネストラズ選手が、約1ヶ月後に開幕が迫るシーズン9に向けた意気込みを語ると共に、今年、SUPER GT GT500クラス、GT300クラス、スーパー耐久 ST-Xクラスでチャンピオンに輝いた3チームへ、チャンピオン祝勝セレモニーが行われました。日産のモータースポーツビジネスユニットオフィスヘッドで、NMCの社長を務める片桐 隆夫は、フィナーレで、NISMO FESTIVALを再び開催出来たことの喜びと、今シーズン最後まで信じて力強く応援をし続けてくれたファンに、心からの感謝を伝えました。

3年ぶりの開催となったNISMO FESTIVALでは、監督やドライバー達も機会がある度に「本当に楽しみにしていました」「またこうして開催出来て嬉しい」と、ファンと共に過ごすNISMO FESTIVALを心から楽しんでいる様子でした。

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See you again in the 24th NISMO FESTIVAL!