Back to News List

モータースポーツ

2016.04.06

日産/ニスモ、2台のGT3マシンでニュルブルクリンク24時間レースに出場

  • 2台のGT3仕様のGT-Rニュルでバトル
  • ミハエル・クルムが今年も出場

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロスゴーン 以下、日産)、及び、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:神奈川県横浜市鶴見区 社長:片桐隆夫 以下、ニスモ)は、本日、5月に行われるニュルブルクリンク24時間レース(以下、ニュル24時間)に2台のNissan GT-R NISMO GT3で参戦することを発表しました。

ブランパン耐久シリーズ・チャンピオンの日産GTアカデミーチームRJNは、昨年の9位を上回る結果を目標にニュル24時間に再び挑戦します。もう一台のGT-Rが、新たにカスタマーチームとして契約を結んだザクスピードからエントリーします。ニュルブルクリンクに拠点を持つザクスピードは、1999年、2001年と2002年の3度、このレースを制しています。

NISMOアンバサダーで、SUPER GTおよびFIA GT1元チャンピオンのミハエル・クルムが今年もステアリングを握ることが合わせて発表されました。

「ニュルでNissan GT-R NISMO GT3のステアリングを再び握るのを楽しみにしています。とてもチャレンジングなニュルでバトル出来るのは、レーシングドライバーにとって素晴らしい機会です」とクルムはコメントしました。

「去年はいい走りで9位に入ることができました。GT3カテゴリーの戦いは引き続き厳しいものになると思いますが、GT-Rの競争力には自信があります。昨シーズン、日本とヨーロッパでチャンピオンを獲得したGT-Rは、今年も既にオーストラリアのバサーストとアメリカのワールドチャレンジで表彰台を獲得していますから」

日産GTアカデミーチームRJNとザクスピードは、24時間レースに先立って4月17日に行われる6時間の予選レースに出場します。

日産のグローバルモータースポーツダイレクターのマイケル・カルカモは以下の様に述べています「ニュルブルクリンクは世界で最も難しいコースの一つであり、そこでの24時間レースは大きなチャレンジです。世界中から150台以上、ほぼすべてのメーカーのマシンがエントリーするという事実が、このイベントの魅力を象徴しています。昨年はアジアメーカー製のGT3として、史上最上位の9位でフィニッシュすることができました。今年はさらに上位を狙います。ニュルでの経験が豊富なザクスピードをカスタマーチームに迎えたことで、我々のプログラムはより強固なものになるでしょう。彼らと共に仕事が出来ることを楽しみにしています」

ノルドシュライフェは世界で最も難しいコースの一つとして知られています。特にクルムが2013年に7分8秒679のレコードタイムを記録したことで、Nissan GT-Rファンにとっては聖地の様に考えられています。

「クルムがGT-Rの量産車で記録したタイムは当時のニュルにおける新記録でした。従ってニュルは、GT-Rの歴史と文化にとって非常に重要なコースなのです。我々のエンジニアはニュルで得たインスピレーションと、そこでの経験から学んだことを基にGT-Rの量産車およびレースカーの改良を続けてきました。今年はその歴史に新たな一ページを加えるべく、優勝を狙います」とカルカモは付け加えました。

クルム以外のドライバーラインアップは、追って発表される予定です。

Back to News List