#34「asset・テクノZ34・nismo」がST3クラスデビューウィン!
スーパー耐久シリーズ2010 第2戦「SUGOスーパー耐久400kmレース」5月9日 スポーツランドSUGO(宮城)晴れ/ドライ

スーパー耐久シリーズ2010の第2戦は5月9日、五月晴れのSUGOで400kmレースとして開催。今回国内レースでデビューを飾ったZ34型フェアレディZ、#34「asset・テクノZ34・nismo」(藤井誠暢/佐藤公哉/影山正美)がST3クラスでいきなりのデビューウィンを飾った。また同じテクノファーストチームのZ33型フェアレディZ、#35「assetテクノファーストZ」(GAMISAN/浜野彰彦/中村嘉宏)が2位でゴールしZの1-2フィニッシュとなった。
今回ST3(排気量〜3,500cc/2WD)に参加した9台のうちフェアレディZは5台を占めた。注目されたのは#34 Z。排気量が規定をオーバーするため、特認車両とされた#34 ZはZ33より30kg重いウェイト(1,320kg)とされ参戦、予選ではクラス5位につけた。
決勝レースは序盤、予選トップの#27 BMW M3がSPコーナーでコースオフすると#39 NSXがトップに立ち、これを#51「DIAMANGO Z」(影山正彦/池田大祐/石原将光)の影山と#77「TAKE VICTORY Z」(DRAGON/吉田基良/高木真一)の高木が追う展開に。しかし#39 NSXも駆動系トラブルでコース脇にストップ。これで#51 Zが難なくトップへ浮上した。しかし終盤、#51 Zはペースが上がらず、#34 Zの影山がトップを奪うとそのままトップチェッカーを受けてデビューウィンを果たした! #51 Zは4位、また#14「岡部自動車T-MANオイルTeam Tetsuya Z」(田畑勇/田中徹/古谷直広)は5位だった。#77 Zはステアリング系トラブルで修復に時間を要し、リタイアとなった。
セイフティカーのタイミングもうまく利用してドライバー交代し、終盤トップを奪った#34 Zがうれしいデビューウィンを遂げた。
#35 Zはセイフティカー解除時の再スタートで追い越しのペナルティを受けたが、終盤2位を奪い新メンバーでの表彰台を獲得。
中盤までクラストップを守っていた#51 Zだったが、終盤にペースが上がらず4位フィニッシュ。しかし初の完走を遂げた。
カラーリングも一新された#14 Zだったが、ST1クラス車両に接触されてコースオフ。クラス5位となった。
序盤、クラストップ争いに加わりスタンドを沸かせた#77 Zだったが、ステアリング系のトラブルもあり、残念ながらリタイアとなった。
テクノファーストで1-2フィニッシュ。「ほとんどぶっつけ本番のレースにもかかわらずラッキーでした。クルマのポテンシャルはすごく高く運転しやすい」と優勝した藤井。
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