


レース序盤はGT-R勢が一時2〜4位を占める状況となり、スタートドライバーを務めたクインタレッリは#1 GT-R とのバトルも含め、2位のポジションで攻めた走りを続けていたが、途中コースアウトを喫して4位に順位を落としてしまう。29周目に柳田にバトンタッチ。柳田は3台のマシンによる3位争いに加わり、周回を重ねていくが、ピット作業違反によるドライブスルーペナルティの裁定が下り、大きく順位を落とすことになった。しかし、コースに戻った柳田は粘り強く走行を重ね、最終的には8位でチェッカーを受けた。
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#23 GT-Rドライバー 柳田真孝 「アウトラップからうまく詰めていけたし、その後のペースも早いタイミングでつかめました。しかし、関口の#1 GT-Rを抜こうとしたときに(レコードライン外で)タイヤカスを拾ってしまい、その後のハンドリングはすこし厳しくなりました。#36 SC430には抜かれましたが、抜き返すチャンスはあると思っていました。ペナルティは悔しいですが、クルマのパフォーマンスは悪くないこともはっきりしています。チャンピオンの権利がなくなった訳ではないし、最終戦に向けてもっと強くなりたいと思っています」 |
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#23 GT-Rドライバー ロニー・クインタレッリ 「僕が乗った前半は、とてもいい調子でした。クルマは素晴らしいコンディションです。後半マー(柳田)も頑張っていたので、良いポジションで終われると思っていたので、8位という結果はとても残念です」 |
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ニスモ鈴木豊監督 「ピット作業中のミスがあったことが最も残念ですが、前半からクルマのパフォーマンスは期待通りだったし、柳田に交代したあとも良い走りができていたと思います。まだチャンピオン争いの権利は残されていますので、望みを捨てず、できるところは徹底的に修正してもてぎに臨みたいと思います」 |
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しかし、決勝レースはマシントラブルのためにリタイヤ。
変則的に25分間のセッショ ンとなった予選では星野がアタックドライバーを務めたが、難しい状況の中で冷静なタイムアタックを敢行。1分47秒222という驚異的なタイムを叩き出し、見事ポールポジションを獲得した。決勝レースはスタートからトップを走り、その後2位となったものの、佐々木は上位ポジションを守り、星野にバトンタッチ。しかし、その後、マシントラブルでリタイヤという悔しい結果になった。
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#3 GT-Rドライバー 星野一樹 「実質2位というポジションでトップを追いかけて走っていたのですが、アンダーパスのあたりで急に電気が落ちて何をもできなくなりました。煙も出たので配線がショートしたのかなと思います。毎周1.5〜2秒のペースでトップのBMWを追いかけていて、その差は11秒ぐらいだったので十分追いついたし逆転できたと思うので、残念です」 |
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#3 GT-Rドライバー 佐々木大樹 「タイヤをマネージメントしながら走る必要がありペースをコントロールしていたので、4号車(BMW Z4)に抜かれることなく2位を守る走りができたのは良かったと思います。3戦連続で優勝争いをしていながら結果が出せず、残念です」 |
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NDDP RACING長谷見昌弘監督 「いったいどうしたんだろうという結果になりました。星野の追い上げるペースも良く、トップに追いつけると思っていたんですけどね。今年はタイヤの問題、ドライバーのミス、采配の失敗などなどすべてのトラブルが出ているという感じです。SUGOからトップ争いに加わっているし勝つためのスピードはもっているのですが、こういう年もあるのかと感じています。最終戦はチーム全力で表彰台を狙います」 |
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