#23「MOTUL AUTECH GT-R」、予選9位を獲得
SUPER GT第6戦が富士スピードウェイで開催。9月7日に行われた公式予選で、#23「MOTUL AUTECH GT-R」(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)は予選9位となった。
前戦鈴鹿1000qでの好成績によりシリーズランキングトップで迎えた今大会。84sと最重量ウェイトを搭載している#23 GT-Rだが、練習走行で5番手と朝から好タイムをマークした。上位には比較的ウェイトの軽いマシンが並ぶ中、#23 GT-Rはウェイトを積んでいるマシンの中ではトップタイム。レースウィーク前には苦戦を予想していた予選で上位に食い込める期待感が増していった。
午後2時15分、GT500クラスのノックアウト予選がスタートした。Q1出走は柳田が担当。計測2周目でQ1通過圏内となる5番手タイムをマークした。その後まわりのマシンもタイムアップしてきたため、ラスト1アタックを残したところで順位は12番手となっていたが、この最後のアタックで柳田は大きくタイムアップ。1分33秒330をマークした。しかし順位は9番手となり、僅差でQ2進出を逃すこととなった。
#3「S Road NDDP GT-R」、2戦連続で予選2位を獲得
練習走行ではトラブルが発生し、予定したメニューを消化することができなかったNDDP RACING。しかし、セッション前半に星野が記録していたベストタイムはほとんどのマシンに塗り替えられることなく、結果は2番手。佐々木も、星野から交代してすぐにトラブルが発生したため周回数をこなすことはできなかったが、マシンの速さは実感していた。その速さを予選結果につなげるため、チームは懸命の作業でマシンを修復していった。
メカニックの懸命の作業のおかげで、予選Q1には無事に修復が終了した。Q1は佐々木が担当した。序盤にマシンの不具合を感じた佐々木はいったんピットに戻り、マシン状況を確認。コースに戻ったときには、残り時間はわずかとなっていた。1アタック目では他車が目の前にいたためタイムが伸びなかったが、最後のアタックで大きく自己ベストラップを更新。1分39秒478をマークしQ1をトップタイムで通過した。
バトンを受け取った星野もQ2で素晴らしい走りを見せた。計測3周目で佐々木のベストタイムを上回りトップタイムを記録。すぐに他車にトップを奪われたが、星野は2周連続でベストタイムを更新しトップとの差を詰めた。最終アタックではわずかにタイムを落としトップを奪い返すことはできなかったが、2戦連続で優勝の見える予選フロントローポジションを獲得した。
SUPER GT第6戦が富士スピードウェイで開催。9月7日に行われた公式予選で、#23「MOTUL AUTECH GT-R」(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)は予選9位となった。
前戦鈴鹿1000qでの好成績によりシリーズランキングトップで迎えた今大会。84sと最重量ウェイトを搭載している#23 GT-Rだが、練習走行で5番手と朝から好タイムをマークした。上位には比較的ウェイトの軽いマシンが並ぶ中、#23 GT-Rはウェイトを積んでいるマシンの中ではトップタイム。レースウィーク前には苦戦を予想していた予選で上位に食い込める期待感が増していった。
午後2時15分、GT500クラスのノックアウト予選がスタートした。Q1出走は柳田が担当。計測2周目でQ1通過圏内となる5番手タイムをマークした。その後まわりのマシンもタイムアップしてきたため、ラスト1アタックを残したところで順位は12番手となっていたが、この最後のアタックで柳田は大きくタイムアップ。1分33秒330をマークした。しかし順位は9番手となり、僅差でQ2進出を逃すこととなった。
#23 GT-Rドライバー 柳田真孝 「午前中からクルマの調子がすごく良くて、予選に向けてもいい感触を得ていましたので、悔しい結果になりました。タイヤやクルマのパフォーマンスはすごく良かったのですが、それを100%引き出すことができませんでした。しかし、ウェイトの重さを感じさせないようなクルマ、タイヤを用意してくれたし、明日は雨かもしれないと聞いているので、そうなれば僕たちの総合力が発揮できるんじゃないかと思っています。もちろんドライでも上位を目指して最後まで全力で頑張ります」 |
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#23 GT-Rドライバー ロニー・クインタレッリ 「僕たちのクルマはウェイトが重いのですが、午前中から調子はすごく良かったです。Q1を通過する自信は十分にあったので、最終的に9位という結果にはがっかりしていますが、重いクルマで9位というのは悪くない結果だとも思います。明日は雨が降るかもしれません。最後まであきらめずに一つでも上を目指して頑張ります」 |
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ニスモ 鈴木豊監督 「午前中の練習走行ではウェイトの割にはクルマも決まっていて、結構調子が良かったのですが、午後になって条件が変わったのか、午前中のいい感触がなくなってしまい、そのあたりで周りに比べタイムの伸びがなかったかなと感じています。中盤ぐらいからのスタートになるので、一つ一つ挽回していくしかありません。今日の朝の調子の良さを取り戻して、なんとか上位に食い込めるように頑張りたいと思います」 |
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#3「S Road NDDP GT-R」、2戦連続で予選2位を獲得
練習走行ではトラブルが発生し、予定したメニューを消化することができなかったNDDP RACING。しかし、セッション前半に星野が記録していたベストタイムはほとんどのマシンに塗り替えられることなく、結果は2番手。佐々木も、星野から交代してすぐにトラブルが発生したため周回数をこなすことはできなかったが、マシンの速さは実感していた。その速さを予選結果につなげるため、チームは懸命の作業でマシンを修復していった。
メカニックの懸命の作業のおかげで、予選Q1には無事に修復が終了した。Q1は佐々木が担当した。序盤にマシンの不具合を感じた佐々木はいったんピットに戻り、マシン状況を確認。コースに戻ったときには、残り時間はわずかとなっていた。1アタック目では他車が目の前にいたためタイムが伸びなかったが、最後のアタックで大きく自己ベストラップを更新。1分39秒478をマークしQ1をトップタイムで通過した。
バトンを受け取った星野もQ2で素晴らしい走りを見せた。計測3周目で佐々木のベストタイムを上回りトップタイムを記録。すぐに他車にトップを奪われたが、星野は2周連続でベストタイムを更新しトップとの差を詰めた。最終アタックではわずかにタイムを落としトップを奪い返すことはできなかったが、2戦連続で優勝の見える予選フロントローポジションを獲得した。
#3 GT-Rドライバー 星野一樹 「とても満足のいく内容でした。Q1で大樹がいいアタックをしてくれたし、メカニックのみんなも頑張ってクルマを修復してくれたので、それに応えようと思って、すごく集中してアタックできました。長谷見監督のアドバイスどおりにしっかりタイヤも温めてアタックに入ることができたし、走りの面でも1周をまとめられたと思います。決勝に向けても、ロングランでのコンスタントな速さはこれまでのレースで実感できているので、明日はドライでもウェットでもいいところに行けると思います。全力で頑張ります」 |
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#3 GT-Rドライバー 佐々木大樹 「公式練習でトラブルが出てしまいましたが、メカニックの皆さんが一生懸命修復してくれて、予選に間に合ってよかったです。予選ではいったんピットに戻ることになり、アタック時間は残り4分ぐらいになってしまったので、1アタックに集中していきました。クリアラップを取るのも難しかったのですが、幸い残り数秒でもう1アタックできるようになって、トップタイムを出すことができて本当に良かったです。今日の出だしはあまり良くない形だったかもしれませんが、とてもいい流れで予選2番手を取ることができました。上り調子だと思うので、この流れで明日も頑張ります」 |
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NDDP RACING 長谷見昌弘監督 「時間を要する作業でしたが、メカニックたちがお昼休み献上で頑張ってくれて、なんとか予選に間に合うように修復してくれました。その頑張りを受けて、ドライバー二人もミスのない、いい走りをしてくれていましたね。佐々木は最後の周のアタックになりましたが、タイヤも温まっているし、大丈夫だろうとは思っていました。星野も、気候が涼しくなった中でしっかりとタイムを縮めてきましたしね。2戦連続で予選順位をいい位置につけているので、これを決勝結果に結び付けられるよう頑張りたいと思います」 |
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