
スタートドライバーのロニーは、序盤ペースを保ってポジションキープの走りを見せる。11周目に#6 SCにかわされ4位に後退するも、その後は#38 SCの猛追を押さえていた。15周目の最終コーナーでは、アウト側からマシンを並べられストレート勝負に持ちかけられたが、ここでも一歩も引くことなく順位を死守。その後、ペースを上げて来ていた#12 GT-Rも加わり、3台での4位争いを展開していた19周目。1コーナーのブレーキングの際にマシンにトラブルが発生。コースサイドにマシンを止め、リタイアとなった。![]() |
#23 GT-Rドライバー 柳田真孝 「レースはリタイアとなってしまいましたが、僕たちはレース後半に順位を上げていく作戦で、きつい中でもロニーはSC勢の間に入って頑張ってくれました。リタイアという結果はとても残念ですが、富士で予選3位を獲れたことには大きな意味があったと思います。チームが持ち込みセットをよく考えて準備してくれた結果だと思います。トラブルは残念ですが、これもレース。チームも原因を突き止めてくれると思いますし、セパンから気を引き締めて、チャンピオンを目指して頑張ります。応援していただいたファンの皆さん、ありがとうございました」 |
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#23 GT-Rドライバー ロニー・クインタレッリ 「スタートは順調で、クルマもタイヤも調子が良く、タイヤをマネージメントしながら走行していました。でも19周目の1コーナーに入ってブレーキを踏んだ時に、急にマシンの動きがおかしくなってしまいました。とても残念な結果ですが、次のセパンは冬にたくさんテストしてきたコースですし、ウェイトも重くないので、自信を持って優勝を狙っていきたいと思います。また応援してください」 |
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ニスモ鈴木豊監督 「まだ原因を究明しきれていませんが、駆動系のトラブルが出ました。ロニーが38号車のプッシュをよくしのいでくれていて、『よし、これからトップを追いかけるぞ』というところでしたので、非常に残念です。しかし、今回準備してきたものに対する手ごたえを感じることはできました。次戦に向けて、一層クルマの信頼性を改善し、セパン以降の巻き返しを図りたいです。セパンは得意なサーキットの一つですし、気持ちを切り替えて次戦以降に集中していきたいと思います」 |
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スタートドライバーは開幕戦同様に星野が担当。好スタートでポジションアップ、さらにヘアピンコーナーでも1台をかわし、オープニングラップで5位まで順位を上げた。
3周目には2番手までポジションを押し上げていた星野だったが、マシンに予期せぬ振動を感じ始める。20周目に左リヤタイヤがバーストを起こしたためピットイン。タイヤを交換し、さらにドライバーも佐々木に交代してコースに復帰した。しかし、マシンの挙動の乱れはタイヤを交換しても収まらず、再びピットイン。その後はコース復帰とピットインを繰り返し、チェッカーを受けるべくあきらめない走りを続けていたが、マシンに起きた症状は消えることがなく、35周を走ってピットに戻り、リタイアとなった。
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#3 GT-Rドライバー 星野一樹 「開幕戦に続き、スタートはすごく良かったと思います。2番手までポジションを上げることができましたが、マシンに振動が起き始め、20周目ぐらいでタイヤがバーストしてしまって、ピットに戻りました。なんとかメカニックも頑張ってくれたのですが、トラブルの症状は消えなかったです。次戦までに、早急に原因を突き止めて、セパンでは巻き返したいです」 |
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#3 GT-Rドライバー 佐々木大樹 「星野選手から交代してタイヤも交換したのですが、振動が消えず、走ってはピットに戻って確認して修復して、の繰り返しになってしまいました。決勝は走り切ることができなかったのですが、今週の収穫は、予選のニュータイヤでしっかりアタックができ、Q1で1位が取れたことです。ただ、開幕戦で出た『ミスなく決勝スティントを走る』課題を克服するチャンスがなかったので、次戦はちゃんと決勝レースで自分のスティントをしっかり速く走れるよう、頑張りたいと思います」 |
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NDDP RACING長谷見昌弘監督 「1戦、2戦と取りこぼしてしまいました。この流れを断ち切るためにも、トラブルの原因を究明し、しっかり改善しないといけません。佐々木も予選ではしっかりと仕事ができていましたが、まだ決勝を最後まで走り切っていませんから、セパンでは気持ちを入れなおして、しっかりとレースを戦っていきたいと思います」 |
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