

チームもドライバーもノーミスのレースをしていました。最後の最後に急激に気温が下がってしまい、タイヤのレンジから外れてしまったためにペースが落ちてしまったことが勝てなかった要因ですが、チームは完ぺきな仕事をしてくれていましたから、その結果としての3位というものには満足しています。
さて、今回の富士スピードウェイですが、ウェイトは積んでいますが十分戦えるだけのいいパフォーマンスをお見せできると思います。クルマも、ロードラッグ仕様のエアロパーツを装着します。ハイダウンフォース仕様と同様、コンセプトは「ダウンフォースを削らずにドラッグを削る」というものです。テストの段階でも非常にいい手ごたえを感じています。見た目でわかるのはリヤフェンダー回りです。細かい部分で言えばフロントのアンダー部分にも変わっている個所がありますね。また、去年から採用している特徴的な形状のフロントフェンダーは今年も継続して採用しています。
今回のレースは500qと長丁場になりますが、我々のチームとしては、いろんな戦略を組みやすいレースになります。戦略面も含めて他のチームとは違う、「NISMOらしいレース」をお見せして、優勝したいと思います。熱い応援をよろしくお願いします!
