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今年で3回目となった「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP」が開幕。11月16日(金)はGT500・GT300の公式練習と予選が行われた。シーズン終盤戦とはうってかわって、朝から真っ青な空が広がる中、GT-Rは積極的に走行を重ねた。
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気温12℃と肌寒さを感じる富士。GT300クラスは上位12台が練習走行からコースレコードを上回った。#3 GT-Rも千代が1分39秒726、関口が1分39秒637でともにコースレコードを上回った。
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#23 GT-Rはアタックに出た時にトラブルが発生し、納得のいくアタックをすることができなかった。しかし、予選開始までの3時間で修正し、さらにドライバーから「アンダーステアが強かった」とコメントのあったマシンバランスも改善。予選アタックに向けての準備は整った。
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予選は午後2時5分開始。まずはGT300の第1レースに出場する千代がコースに出る。計測2周目で1分39秒269と、練習走行での自己ベストを更新。セッション後半に狙っていた2アタック目では大幅タイムアップにはつながらなかったものの、8番グリッドを獲得した。
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10分のインターバルの後、GT500の第1レースに出場するクルムの予選がスタート。GT500では、全車がコースレコードを上回るハイスピードバトルになった。クルムは計測3周目に自己ベストタイムを更新。さらに、一度ピットに戻りニュータイヤに履き替えて2度目のアタック。1分31秒649までタイムを更新し8番グリッドを獲得した。
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続いて、GT300第2レースの予選が始まった。#3 GT-Rの関口雄飛は「僕が初めて富士でGT-Rを乗ったのは5月のシーズン第2戦でした。そこから比べて、クルマはすごく速くなったし、僕もベストアタックができました」と1分38秒338までタイムを縮め5番グリッドを獲得。
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最後のセッションはGT500第2レースの予選。#23 GT-Rは本山哲が登場だ。日差しもだいぶ傾き、西日が厳しくなった午後3時40分にセッションスタート。マシンバランスが良くなったことでコーナリングスピードも上がり、本山は1分31秒104まで#23 GT-Rのベストタイムを縮めて5番グリッドを獲得した。
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「第1レースの予選でいいタイムが出ましたが、まだクルマの状態は完ぺきとまではいっておらず、第2レースの予選まででさらに改善ができました。明日は雨予報ですが、雨でもクルマの速さはあるのでこれを継続できるよう、用意を進めていきたいです」と鈴木監督。明日からの挽回を誓った。
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予選日最後のイベントはサンクスウォーク。走行直後のマシンを間近に見られるとあって、寒さの強まる中たくさんの観客が詰めかけた。
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さらにドライバーが登場すると、たちまちピット前に長蛇の列が出来上がった。夕闇の迫る中、イベントの最後まで盛り上がる予選日となった。