MOTUL AUTECH GT-R、最終戦の予選は3番手
2012年のSUPER GT最終戦の予選日は、秋らしい陽気の中スタートした。
MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ミハエル・クルム)はノックアウト予選でQ3まで進出。最後のセッションで全力でプッシュした本山は、3番グリッドを獲得した。
決勝日は雨の予報が出ているものの、予選日は秋らしい日差しとややひんやりした空気に包まれた。午前中は2時間の公式練習が行われ、#23 GT-Rは5番手タイムをマーク。9月に行われた合同テストのフィードバックも反映されており、メニューを順調に消化して予選に臨むこととなった。
午前中はやや暖かいコンディションだったが、午後になり日差しが傾くと一気に気温も下がってきた。今シーズン最後のノックアウト予選は、まずQ1では本山がアタックして6番手タイムをマークし、Q2進出を決めた。続くQ2はクルムのドライブ。上位7台に絞られるセッションでクルムはQ1と同じ6番手タイムとなり、Q3を走る本山へバトンを託すことに成功した。本山はこのQ3でポジションを3つ上げ3番手に。明日は2列目からのスタートとなった。
NDDP RACING、6番グリッドを獲得
オートポリスラウンドの前に行われていた合同テストでは、トップ3にくらいつくタイムをマークしていたS Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正)。ウェイトハンディにもかかわらず、6番グリッドを獲得した。
午前中の公式練習では、順調に練習走行のメニューを消化。予選Q1は関口が5番手タイムでクリアした。公式練習時のベストタイムを上回ってはいたが、Q3に進出するためにはQ2でのさらなるタイムアップが必至。上位10台に入るためのQ2を任された千代は、Q1での関口のタイムを0.3秒ほど縮め、6位でクリアを果たした。最後のセッションを走る関口も、さらにタイムを縮めてこの日のベストタイムとなる1分50秒119で6番手に。最終戦を、3列目からスタートすることになった。
2012年のSUPER GT最終戦の予選日は、秋らしい陽気の中スタートした。
MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ミハエル・クルム)はノックアウト予選でQ3まで進出。最後のセッションで全力でプッシュした本山は、3番グリッドを獲得した。
決勝日は雨の予報が出ているものの、予選日は秋らしい日差しとややひんやりした空気に包まれた。午前中は2時間の公式練習が行われ、#23 GT-Rは5番手タイムをマーク。9月に行われた合同テストのフィードバックも反映されており、メニューを順調に消化して予選に臨むこととなった。
午前中はやや暖かいコンディションだったが、午後になり日差しが傾くと一気に気温も下がってきた。今シーズン最後のノックアウト予選は、まずQ1では本山がアタックして6番手タイムをマークし、Q2進出を決めた。続くQ2はクルムのドライブ。上位7台に絞られるセッションでクルムはQ1と同じ6番手タイムとなり、Q3を走る本山へバトンを託すことに成功した。本山はこのQ3でポジションを3つ上げ3番手に。明日は2列目からのスタートとなった。
#23 GT-Rドライバー 本山哲 「午前中からクルマのフィーリングも悪くなくて、着実にクルマのベストパフォーマンスは出せたんじゃないかなと思います。予選は3番手ですが、レースは戦略やタイヤの状況によっても変わってきます。特に明日は雨が降るって言われていますし、きっと難しいレースになると思うので、それをうまく組み立てていきたいです。今は優勝したいという気持ちでいっぱいです。頑張ります」 |
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#23 GT-Rドライバー ミハエル・クルム 「今年ここまで、予選はいい位置につけていますから、今回も同じように前の方のグリッドを獲りたいと思っていました。ただ、Q2は今年一番ギリギリのセッションだったと思います。上位7台に入らなければいけないところで、(Q1の)本山が6位。7位、8位ぐらいとの差も僅差だったので、自分で自分に大きなプレッシャーをかけていましたが、チームはすごく励ましてくれました。ベストを尽くして6番手に入り、ホッとしました。チームのみんなが頑張ってクルマを仕上げてくれて、合同テストの時よりも順位がいいので、明日はどんな状況でも頑張って走りきりたいと思います」 |
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ニスモ 鈴木豊監督 「テストでしっかりタイヤ選択ができていたので、クルマの状態は公式練習のはじめから悪くありませんでした。そこから微修正を続けて、予選前までにはある程度クルマがまとまってきたので、(予選は)安心して見ていられる状態でした。トップタイムは取れませんでしたが、ドライバー、メカニック、エンジニアが、非常によくまとめてくれたと思います。明日の天候は雨らしいのですが、先日のようにセッティングをうまく決めて速さを維持しつつ、タイヤ選択等の反省を踏まえて最後まで走り切りたいです。優勝だけに照準を絞り、明日の午前中にもう一度、レースに向けてのセットアップをしていきたいと思います」 |
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NDDP RACING、6番グリッドを獲得
オートポリスラウンドの前に行われていた合同テストでは、トップ3にくらいつくタイムをマークしていたS Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正)。ウェイトハンディにもかかわらず、6番グリッドを獲得した。
午前中の公式練習では、順調に練習走行のメニューを消化。予選Q1は関口が5番手タイムでクリアした。公式練習時のベストタイムを上回ってはいたが、Q3に進出するためにはQ2でのさらなるタイムアップが必至。上位10台に入るためのQ2を任された千代は、Q1での関口のタイムを0.3秒ほど縮め、6位でクリアを果たした。最後のセッションを走る関口も、さらにタイムを縮めてこの日のベストタイムとなる1分50秒119で6番手に。最終戦を、3列目からスタートすることになった。
#3 GT-Rドライバー 関口雄飛 「Q1からQ2に向けて行ったセット変更が良かったです。自分としても、いつも通りのいい仕事ができたと思います。6位というポジションに決して満足したくはないですが、GT300はどうしても、車種によってコースやコンディションに対する得意・不得意の差が出てしまうし、あまり考えたくはないですがウェイトハンディもあるのでこういう結果になることもある、と感じています。レースになったらまた状況は変わってくると思うし、明日は雨でも晴れでも予選より前でゴールします」 |
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#3 GT-Rドライバー 千代勝正 「練習から上位陣とのタイム差はありましたが、まずは自分たちのベストを尽くそうと思っていました。トップ10に残らなければならないQ2はすごく難しいセッションだったのですが、テストでも走りこんでいましたし、任されたパートで自分の仕事はちゃんとできたと思います。ドライだとタイム差があるので、重さが効いているのは事実ですが、とにかく明日はベストを尽くして優勝を目指したいです。最後まであきらめない走りをしたいと思います」 |
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NDDP RACING 長谷見昌弘監督 「ウェイトが48sあると、いろんな面でマイナスの影響を受けてしまうんですね。ブレーキもきついし、タイヤにだって厳しい。そんななかで、ドライバー2人はいい仕事をしたと思います。明日は、雨だったら勝ちますよ。晴れていても、タイトル争いをしている3台に割って入って、かき回すような勢いでレースをしていきたいと思います」 |
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