


スーパーラップの時間帯には雨もやみ、路面からは徐々に水がはけていった。ここでもタイヤチョイスがカギを握ることに。新品タイヤを選択し、本山は念入りにタイヤを温めてからアタックに入ったが、僅かに熱の入れ方が足りず4番手タイム。明日は2列目から500kmのレースをスタートすることとなる。
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#23 GT-Rドライバー 本山哲 「スーパーラップではタイヤチョイスに非常に悩みました。走ってみて初めて、そのタイヤが本当に(コンディションに)合っていたかどうか分かる、というような非常に微妙な路面コンディションでしたね。でもクルマの調子は悪くないですし、明日はきっちりと走りきる中で徐々に順位を上げて、最後にはトップに立ちたいです」 |
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#23 GT-Rドライバー ミハエル・クルム 「僕が担当したQ1は非常に難しい条件でした。残り8分のところでタイヤを変えるというのはリスキーな判断だったかもしれません。しかもコースに戻った直後にはトラフィックにかかり、とてもプレッシャーがかかりました。でも2周目でトップ10内に入ることができたので、最後のアタックはとてもリラックスして走れました。4位というのは明日に向けていいポジションだと思います。500kmと長いので、明日はミスなく走ることが大事です」 |
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ニスモ鈴木豊監督 「スーパーラップでは選択したタイヤの温まりがちょっと足りずにロスしてしまった部分がありましたが、クルマ自体も調子は悪くないと思いますし、戦闘力もあるなと感じました。Q1でのクルムの走りは非常に素晴らしかったですね。エンジニアとドライバーのやり取りで浅溝タイヤに交換しましたが、そのタイミングもとても良かったと思います。明日もドライコンディションでいいパフォーマンスを見せられればと思います」 |
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結果は残念ながらついてこなかったが、デビューレースからマシンのポテンシャルの高さは証明していたNDDP RACING。今回も公式練習から、後続に1秒以上の差をつけトップタイムマークとその速さを見せつけた。速さの理由はマシンだけでなく、雨でもアグレッシブな走りを見せる関口と、F3時代にレインコンディションで腕を磨いてきた千代、2人のドライバーの力による部分も決して小さくない。

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#3 GT-Rドライバー 関口雄飛 「午前中のヘビーウェットでとてもクルマが安定していて良かったです。コース上にできた川を越える時もクルマの動きが安定していたのでプッシュできたし、もともと僕自身レインコンディションが得意なので、周りに対しても大きなギャップを作ることができました。明日は他のクルマに引っ掛からずに自分たちのペースでレースをしたいですね。1周目、2周目は得意としているので、なんとしても序盤に順位を上げていきたいです」 |
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#3 GT-Rドライバー 千代勝正 「富士はF3の頃から走り慣れているし、雨も嫌いではないのであまりプレッシャーを感じることはありませんでした。しかもGT-Rはトップを狙えるクルマなので、逆に自信を持って走れました。期待に反して雨の量は減ってしまいましたが、最初のうちにしっかりとタイムを出して関口選手につなげることができました。明日はミスなく走りきることを一番の目標にして頑張ります」 |
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NDDP RACING長谷見昌弘監督 「朝の公式練習ではうちのヨコハマタイヤに、スーパーラップではダンロップさんにとても良く合ったコンディションになったなという結果ですね。ドライバーたちはミスなく仕事をしてくれました。路面コンディションが悪い時に大事なことは、いかにミスなくクルマを壊すことなく走るかということなんです。大事なのは明日。ドライコンディションのデータもたくさん欲しいですから、明日はしっかりと走りきってほしいですね」 |
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