#46 GT-Rが2戦連続ポールポジション!
SUPER GT第5戦の公式予選が8月20日、三重県の鈴鹿サーキットにおいて開催された。ノックアウト方式の予選はQ2以降は雨となったが、#46「S Road MOLA GT-R」(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)が2戦連続のポールポジションを獲得。また#12「カルソニック IMPUL GT-R」(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)も4位、#23「MOTUL AUTECH GT-R」(本山哲/ブノワ・トレルイエ)も5位と、表彰台を狙える好ポジションを得た。#24 「ADVAN KONDO GT-R」(安田裕信/ビヨン・ビルドハイム)は12位だった。
■3台のGT-RがQ3に進出
全8戦で争われる2011年SUPER GTシリーズも後半戦に突入。以前は1000kmレースとして行われていた真夏のイベントも、今年はさらに短縮され500kmレースとしての開催となる。NISSAN GT-Rは4台全車が今季2基目のエンジンに載せ換えて鈴鹿に入った。今回のハンディウェイトは、前回優勝してポイントリーダーの#46 GT-Rが82kg、#23 GT-Rが52kg、#24 GT-Rが44kg、#12 GT-Rが40kg。
20日朝はどんよりとした曇天。従来は30℃を遥かに超え熱風の吹くなか行われてきたが、今年は湿度こそ高いものの気温は25℃前後で吹く風も涼しい。朝9時55分から1時間45分行われた公式練習では、GT500クラス15台のうちトップ12台がわずか1秒の間にひしめくという内容になった。その中で重い#46 GT-Rが2位、#12 GT-Rが7位、#23 GT-Rが10位、#24 GT-Rが11位につけまずまずの走り出しとなった。
12時55分、気温28℃、路面温度32℃というコンディションのもと公式予選1回目がスタート。今回は勝ち抜き戦スタイルのノックアウト方式予選が採用されている。13時40分から10分間のGT500クラスの専有走行枠となり、激しいアタック合戦が展開された。このセッションでは#46 GT-Rのクインタレッリが4位、#12 GT-Rのオリベイラが6位、#23 GT-Rのトレルイエが8位でQ1を突破したが、#24 GT-Rの安田は11位とわずか0秒051の差で12位となった。
■#46 GT-Rの柳田がポールを獲得
約1時間半のインターバルを挟み15時35分から10分間のQ2がスタート。インターバルの間に降り始めた雨は本降りとなっており、ヘビーウェットコンディションのなか全車レインタイヤでのアタックとなった。このセッションでは#23 GT-Rの本山が5位、#46 GT-Rのクインタレッリが6位、#12 GT-Rのオリベイラが7位につけて3台のGT-RはそろってQ3進出を決めた。
16時12分、最後まで残った7台でグリッドを決めるQ3がスタート。雨脚は直前のGT300クラス予選終盤から強くなっていた。10分のセッション中盤までに2分12秒494のトップタイムをマークしていた#46 GT-Rの柳田は、2分10秒386、2分8秒789でトップをキープし、最後は2分8秒206までタイムを更新して誰にも逆転を許さずセッション終了。MOLAは2戦連続、柳田自身は07年鈴鹿1000km以来4年ぶりのポールポジション獲得だった。「ドライコンディションでもそこそこ調子が良かったのですが、雨はチャンスだと思っていました。チームのタイヤ選択の判断が良かったです」と柳田。父・春人氏がかつてそう呼ばれた“雨の柳田”襲名かとの質問にも「まだまだです」と気を引き締めた。
なお#12 GT-Rの松田は4位、#23 GT-Rのトレルイエは5位と好ポジションを確保。明日の決勝レースでの活躍に大きな期待がかかる。


■3台のGT-RがQ3に進出


20日朝はどんよりとした曇天。従来は30℃を遥かに超え熱風の吹くなか行われてきたが、今年は湿度こそ高いものの気温は25℃前後で吹く風も涼しい。朝9時55分から1時間45分行われた公式練習では、GT500クラス15台のうちトップ12台がわずか1秒の間にひしめくという内容になった。その中で重い#46 GT-Rが2位、#12 GT-Rが7位、#23 GT-Rが10位、#24 GT-Rが11位につけまずまずの走り出しとなった。
12時55分、気温28℃、路面温度32℃というコンディションのもと公式予選1回目がスタート。今回は勝ち抜き戦スタイルのノックアウト方式予選が採用されている。13時40分から10分間のGT500クラスの専有走行枠となり、激しいアタック合戦が展開された。このセッションでは#46 GT-Rのクインタレッリが4位、#12 GT-Rのオリベイラが6位、#23 GT-Rのトレルイエが8位でQ1を突破したが、#24 GT-Rの安田は11位とわずか0秒051の差で12位となった。
■#46 GT-Rの柳田がポールを獲得


16時12分、最後まで残った7台でグリッドを決めるQ3がスタート。雨脚は直前のGT300クラス予選終盤から強くなっていた。10分のセッション中盤までに2分12秒494のトップタイムをマークしていた#46 GT-Rの柳田は、2分10秒386、2分8秒789でトップをキープし、最後は2分8秒206までタイムを更新して誰にも逆転を許さずセッション終了。MOLAは2戦連続、柳田自身は07年鈴鹿1000km以来4年ぶりのポールポジション獲得だった。「ドライコンディションでもそこそこ調子が良かったのですが、雨はチャンスだと思っていました。チームのタイヤ選択の判断が良かったです」と柳田。父・春人氏がかつてそう呼ばれた“雨の柳田”襲名かとの質問にも「まだまだです」と気を引き締めた。
なお#12 GT-Rの松田は4位、#23 GT-Rのトレルイエは5位と好ポジションを確保。明日の決勝レースでの活躍に大きな期待がかかる。
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ニスモ鈴木豊監督 「朝の走り出しの状態は良くなかったのですが、セットアップを変更して予選に臨みました。雨にはなりましたがドライコンディションでも十分上位に行けたと思います。Q2では本山のアタックで、セクター1、セクター2のタイムが(セクタータイム更新を意味するモニター色の)赤で表示されてチームも手応えを感じてまとまりました。エースドライバーらしいいい仕事をしてくれました。Q3のブノワは他の車両に引っかからなければ2番手ぐらいには行けたと思います。明日はミスなくスタッフ全員がしっかりと仕事をこなせば結果は自ずとついてくると思います。雨の決勝になるかもしれませんが、盛大な応援をよろしくお願いいたします!」 |
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Rd. 5 the 40th International Pokka GT SUMMER SPECIAL
- Qualify Combined [ Knockout 1st 12:55 - 13:49 / Knockout 2nd 15:25 - 15:45 / Knockout 3rd 15:55 - 16:22]
Weather : Cloudy - Rain / Course : Dry - Wet / Saturday,20 August, 2011 - Suzuka Circuit (5.807 km)
Pos |
No |
Car |
Driver |
Qualify | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Q1 | Q2 | Q3 | |||||
1 | 46 | S Road MOLA GT-R | 柳田 真孝 | ロニー・クインタレッリ | 1'54.323 | 2'08.867 | 2'08.206 |
2 | 17 | KEIHIN HSV-010 | 金石 年弘 | 塚越 広大 | 1'54.286 | 2'08.163 | 2'08.573 |
3 | 1 | ウイダー HSV-010 | 小暮 卓史 | ロイック・デュバル | 1'53.991 | 2'07.790 | 2'09.001 |
4 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田 次生 | J.P・デ・オリベイラ | 1'54.526 | 2'09.262 | 2'09.010 |
5 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲 | ブノワ・トレルイエ | 1'54.689 | 2'08.815 | 2'09.111 |
6 | 100 | RAYBRIG HSV-010 | 伊沢 拓也 | 山本 尚貴 | 1'54.820 | 2'08.493 | 2'09.719 |
7 | 39 | DENSO SARD SC430 | 石浦 宏明 | 井口 卓人 | 1'54.062 | 2'07.586 | 2'09.787 |
8 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 | アンドレ・ロッテラー | 中嶋 一貴 | 1'54.838 | 2'09.484 | |
9 | 6 | ENEOS SUSTINA SC430 | 伊藤 大輔 | 大嶋 和也 | 1'54.949 | 2'10.456 | |
10 | 35 | D'STATION KeePer SC430 | 脇阪 寿一 | アンドレ・クート | 1'54.537 | 2'10.832 | |
12 | 24 | ADVAN KONDO GT-R | 安田 裕信 | ビヨン・ビルドハイム | 1'55.000 |
