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「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP」の2日目もまずまずの天候に恵まれ2万3,000人のファンがグランドスタンドを埋めた。SUPER GTはGT500とGT300が別々に22周のレースを行う。この他、フォーミュラ・ニッポンやサポートイベントが次々に行われ、さまざまなレースを楽しむことができる楽しい1日となった。
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ワンメイクレース「レジェンドカップ」第1レースには往年の名ドライバー20人が参戦。レース前は和気あいあいとしたムードだったが、スタート直後の1コーナーでアクシデントが起きるなど波乱の展開となった。現役Zドライバー(S耐)の影山正彦が優勝し、柳田春人は7位、近藤真彦は14位でゴール。2番グリッドスタートの長谷見昌弘は残念ながらリタイアとなった。
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70〜80年代に盛んに行われた「マイナーツーリング」。ポールポジションからスタートした#84影山正美のB110サニーだったが、バッテリートラブルでピットイン。しかしレース復帰後はコースレコードをマークしてみせた。優勝は#7関実だった。B310サニーのクラスでは#26谷口信輝が優勝を決めた。
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14時にスタートしたGT300の第1レースでは、6番グリッドの#46「アップスタート MOLA Z」の阿部翼が、1周目のヘアピンで3位まで上がりその後も激しいバトルを展開してスタンドを沸かせた。しかし中盤13周目の1コーナーでシフトロックさせて後退してしまい、9位となった。「つらいレースでしたし、疲れました」とレース後は苦笑しながら肩を落とした。
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7番グリッドスタートとなった#3「TOMICA Z」の星野一樹は、スタートをうまく決めたが1コーナーのブレーキングで右後ろから追突されてコースオフしポジションを落とした。「GT500がいないので前だけ見ていればいいと思ったのに後ろばかり見ていました」と言うように終盤まで激しいレースを展開。じわじわと順位を上げて5位となった。
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気温17℃、曇り空の下、15時15分からGT500の第1レースが行われた。初めての試みとなったスタンディングスタートではクラッチミートのタイミングを外したマシンが出遅れ、早くも順位が大きく入れ替わる波乱があった。3番グリッドからスタートした#12「カルソニックIMPUL GT-R」のロニー・クインタレッリは、3位をキープして1周目を終える。
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予選12位の#23「MOTUL AUTECH GT-R」のブノワ・トレルイエは、スタートに失敗したクルマをすり抜けて見事なロケットスタートを決め、オープニングラップだけで7つポジションを上げ、5位で1周目のコントロールラインを通過。しかしその後車両のバランス悪化に苦戦。一時8位にまで順位を落とすこととなった。
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8番手からスタートした#24「HIS ADVAN KONDO GT-R」の安田裕信は、1周目に6位になると、序盤は様子を伺い、レースが折り返してから反撃を開始した。10周目に2台をパスして4位となると、#18 HSVとのファイトあふれる攻防戦でグランドスタンドを沸かせた。
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後半パフォーマンスを取り戻したトレルイエの#23 GT-Rは、11周目に7位、13周目に6位へと順位を上げ、19周目には#18 HSVをとらえて5位へとポジションアップ。トレルイエ持ち前のアグレッシブなドライビングスタイルがひときわ光った。
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クインタレッリの#12 GT-Rは、後続がつけ入る隙を見せず、3位をキープして初のSPRINT CUP 22周レースを終えた。今回のスプリントレースでは白熱したバトルをあちこちで見ることができた。翌日に控えた最終日のレース2も好勝負が期待される。