「カルソニックIMPUL GT-R」、4位入賞
4月4日(日)に岡山国際サーキットでSUPER GT 2010第2戦決勝レースが行われ、予選3位の「カルソニックIMPUL GT-R」(#12 松田次生/ロニー・クインタレッリ)は順位をキープしたまま前半を走ったが、ドライバー交代したのちに4位となり、終盤は激しく3位に迫ったがそのまま4位でレースを終了した。
■ミスはなかったが、チャンスも少なかった「カルソニックIMPUL GT-R」。
気温16度と暖かく、春らしい青空の下、決勝レースはスタートした。心配されたスタート直後のアクシデントはなく、GT500の車列はスムーズに流れていく。しかし、10周目を過ぎる頃には徐々にコースのあちこちでスピンや接触アクシデントが発生。#12 GT-Rの後方では順位の入れ替えもあった。しかし、スタートドライバーのクインタレッリはそれらには一切関わることなく、またバックマーカーの処理に戸惑うこともなく、先行車に続いてコンスタントに周回を重ねていった。
42周目にピットインし、松田にドライバー交代。8位でコースに戻ったが、各車がピットインを終えると順位をひとつ落とす4位となっていた。松田は先行する#38 SC430を追い、およそ一秒以内の間隔を保ちながら、逆転のチャンスを待った。もともとコース幅が狭く、加減速の回数も多い岡山国際サーキットは追い抜きポイントが少ない。松田は辛抱強くその機会が来るのを待ったが、#38 SC430に逃げ切られてしまう。終盤は#38に代わって3位となった#1 SC430の背後にも迫ったが、ここでも追い抜きのチャンスは訪れず、NISSAN GT-R勢最上位の4位でチェッカーフラッグを受けることとなった。
■「MOTUL AUTECH GT-R」はヒットされてリタイヤ
「MOTUL AUTECH GT-R」(#23 本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、予選7位からレースをスタート。本山は、早くも1周目に6位となったが、7周目に7位に戻るとその後中位グループの中でもまれ、13周目には9位へ。さらに15周目には#32 HSV-010と絡みリア部を破損してコースアウト。レース続行が不可能となり、リタイアとなった。その後#32にはペナルティが課せられることとなった。
前回の開幕戦で優勝した「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)は、40kgのハンディウェイトを搭載していた。予選12位からオリベイラが決勝レースをスタートし、他車の後退などにより一時9位を走行したが、その後11位に定着。後半を受け持った安田は、ミスなく手堅いドライビングで周回し、そのまま11位でレースを終えるかと思われたが、最終周回にペースダウン。12位完走となった。


■ミスはなかったが、チャンスも少なかった「カルソニックIMPUL GT-R」。

42周目にピットインし、松田にドライバー交代。8位でコースに戻ったが、各車がピットインを終えると順位をひとつ落とす4位となっていた。松田は先行する#38 SC430を追い、およそ一秒以内の間隔を保ちながら、逆転のチャンスを待った。もともとコース幅が狭く、加減速の回数も多い岡山国際サーキットは追い抜きポイントが少ない。松田は辛抱強くその機会が来るのを待ったが、#38 SC430に逃げ切られてしまう。終盤は#38に代わって3位となった#1 SC430の背後にも迫ったが、ここでも追い抜きのチャンスは訪れず、NISSAN GT-R勢最上位の4位でチェッカーフラッグを受けることとなった。
■「MOTUL AUTECH GT-R」はヒットされてリタイヤ

前回の開幕戦で優勝した「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信)は、40kgのハンディウェイトを搭載していた。予選12位からオリベイラが決勝レースをスタートし、他車の後退などにより一時9位を走行したが、その後11位に定着。後半を受け持った安田は、ミスなく手堅いドライビングで周回し、そのまま11位でレースを終えるかと思われたが、最終周回にペースダウン。12位完走となった。
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#12 GT-Rドライバー 松田次生 「なんとか3位にあげてレースを終えたかったが、チャンスがなく残念だった。でも僕としては精一杯頑張って走れたし、これをスタート地点として次回以降のレースではより高い位置を目指していけると思います。今回はとにかくフラストレーションがたまるレースでした」 |
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#12 GT-Rドライバー ロニー・クインタレッリ 「今日はサポートをありがとうございました。僕たちのクルマは仕上がってきたし、上位を走れることはわかりました。今回は表彰台を逃して残念だけど、次の富士では良いレースができるはずです。これからも応援をよろしくお願いします」 |
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Rd. 2 OKAYAMA GT300km Race- Race Combined [ Start 14:00 / 82 Laps ]
Weather : Fine Course : Dry / Sunday,4 April, 2010 - Okayama International Circuit (3.703 km)
Pos | No | Car | Driver | Time / Diff. | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 18 | ウイダー HSV-010 | 小暮 卓史 | ロイック・デュバル | 2:02'26.084 |
2 | 38 | ZENT CERUMO SC430 | 立川 祐路 | リチャード・ライアン | +11.800 |
3 | 1 | PETRONAS TOM'S SC430 | 脇阪 寿一 | アンドレ・ロッテラー | +14.209 |
4 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田 次生 | ロニー・クインタレッリ | +14.712 |
5 | 6 | ENEOS SC430 | 伊藤 大輔 | ビヨン・ビルドハイム | +45.741 |
6 | 8 | ARTA HSV-010 | ラルフ・ファーマン | 井出 有治 | +48.666 |
7 | 17 | KEIHIN HSV-010 | 金石 年弘 | 塚越 広大 | +57.285 |
8 | 100 | RAYBRIG HSV-010 | 伊沢 拓也 | 山本 尚貴 | +1'11.673 |
9 | 35 | MJ KRAFT SC430 | 石浦 宏明 | 大嶋 和也 | +1Lap |
10 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 | アンドレ・クート | 平手 晃平 | +1Lap |
12 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ | 安田 裕信 | +1Lap |
- | 23 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲 | ブノワ・トレルイエ | +67Laps |
