NISSAN MotorsportよりエントリーしたNISSAN GT-Rが、5月1日−3日に英国ノーザンプトン州のシルバーストーンサーキット(1周5.140km)で開催されたFIA GT選手権にデビューした。ミハエル・クルム(ドイツ)とダレン・ターナー(英国)がドライブするNISSAN GT-R 35号車は、11番グリッドからレースをスタートしたが、8位を走行中の28周目にリアサスペンショントラブルが発生してリタイアした。

亀井泰治監督のコメント
「昨年12月に富士でシェイクダウンして以来、開発は順調に進んでおりました。シルバーストーンに来るまでには5回のテストを実施し、大きな不具合もなく合計で約6000kmを走行しました。今回のレース結果はチームにとって非常に残念ですが、レース中に我々と同様に2010年のFIA GT1規則を先取りしたFord GTをリードし、NISSAN GT-Rのパフォーマンスを確認することができたことは大きな成果です。また今回のレースでは、今後車両を開発していく上での課題を見つけることができたので、ワークショップに戻り次第、対策に取り組みます。我々にとって今年最大のチャレンジであるスパ24時間までには完璧な車に仕上げますので、引き続き応援をよろしくお願い致します」

NISSAN GT-R 35号車は6月21日にオッシャースレーベン(ドイツ)で開催されるFIA GT選手権第3戦に参戦する予定。

PAGETOP