
皆さん、こんにちは!SGT第2戦富士は何とか表彰台に上ることが出来ました。500kmという長いレース、応援ありがとうございました!特にまたこの週末は天気も不安定で5月とは思えない冷え込みでした。そんな中、現地までたくさんにお客様に来場していただき、心から感謝しています。
500kmレースは2008年以来の開催ということもあり、私たちもとても楽しみにしていました。長丁場のレースは何が起こるかわからないので、チームの総合力の見せどころでもありますので、NISMOにとっては有利なレースとも言えます。
しかし天気はまったくスッキリせず、またもや雨の中の予選となりました。そんな中、予選1回目ではマイケルが圧倒的な速さを見せてくれ1位。3年のブランクがあったとは思えないほどの素晴らしい走りでした。
また、予選1回目の途中、雨量が減ってきたと判断をし、タイヤを交換したことも功を奏しました。そのマイケルと吉田エンジニアの判断も完璧だったと思います。夕方には雨がやむという予報を聞いていたマイケルは、スーパーラップのアタックのタイミングを少しでも遅くするために、トップ3には絶対に入らないといけないと言っていました。その思いが見ている私たちにも痛いほど伝わる走りで、本当に感動しました。
そしてスーパーラップ。本山さんは本人も言っていましたが、少しミスをしてしまったようです。しかし、冷えた路面でニュータイヤのピークを使いきれなかったというのは他車も同様で、その状況の中では本山さんはとてもいい仕事をしてくれました。それに長丁場のレースですので、セカンドローのスタートは悲観的になるような結果ではありませんでした。