金曜日は午前中に1時間の走行が、そして午後に20分ずつ第1レース・第2レースの予選がありました。午前中の1時間でマシンのセッティング、そしてタイヤを見極めなくてはいけないので、とても大事な1時間でした。しかし、その1時間では予選の目標となるべきタイムを出すまでには至りませんでした。スプリントレースは予選順位がいつも以上に重要となるので、そこでのロスを予選までに取り戻すために、エンジニアやメカニックは作業に集中していました。
そして予選。マイケルが第1レースのアタックをしました。その結果8位。正直本来のマシンやドライバーのポテンシャルを出し切れたかと聞かれたら、決してそうではありませんでした。しかし、マイケルのコメントを基にセッティングを見直し、本山さんの第2レースの予選は5位まで上げることが出来ました。
もちろん、この結果も当然誰もが満足する結果とは言えませんでしたが、決勝はとにかく前だけを見てレースをするしかない、という思いでした。