皆さん、こんにちは!そして大変お待たせいたしました!!SUPER GT Round 7 オートポリスで、念願の2勝目を果たすことが出来ました。ありがとうございました。
本山さん、そしてNISMOは2004年、2006年、2008年とオートポリスで3勝しており、私たちが得意とする大好きなサーキットです。そして本山さんは「九州のファンは温かいファンが多いし、2年も待たせちゃったから」と言って、搬入日の金曜日にイベントをすることを提案してくれました。それも大成功に終わりました。参加してくださった皆さん、チャリティーオークションに協力してくださった皆さん、ありがとうございました。
さて、まず皆さんに言いたいことは・・・今回は本当に「本山哲」あってのレースだったと思っています。あのすばらしいレースの走りだけではありません。本山さんのオーラや言葉が、チームそしてベンちゃんを救ってくれたのです。
土曜日の予選1回目、ベンちゃんはスピンしコースアウト。マシンを立て直そうとしましたが、そのままガードレールに正面から衝突してしまい、アタックをすることができませんでした。その結果、12番手からのスタートを切ることになりました。 正直、マシンの状態も良かったので、アタックをできないまま予選を終えたことは非常にショックでした。もちろん、一番ショックを受けていたのはベンちゃんでした。予選後「しばらくこんなバカな失敗はしていなかったのに・・・そのせいでチャンピオンシップの権利を失ってしまった」と落ち込んでいました。しかし、本山さんは全然違いました。冷静にアクシデントが起きた時のベンちゃんの状況を聞き、一切ベンちゃんを責めることもなく、そしてベンちゃんの前で落胆する顔を見せることはありませんでした。