Vol.5  2011.8.2

震災後、初めて仙台の地へ。

皆さん、こんにちは!
GT Round 4菅生、たくさんの応援ありがとうございました。

震災後、初めて仙台の地に足を踏み入れました。仙台の街は、4ヶ月半前の悲惨な震災が本当にあったのかと思われるほど、ぱっと見る限りは前と変わらず美しい街でした。そして、仙台の人たちも元気に見えました。しかし、よく見るとブルーシートが張ってある建物や、亀裂が入ったところを補修してある建物などがあり、震災による爪跡はところどころで見られました。また、ここから決して遠くない海側では、津波により破壊された街がいくつもあり、大事な家族や友人を亡くされた方がたくさんいるのかと思うと、切ない気持ちになりました。たった新幹線で2時間。それしか離れていない東京の私たちは、普段の平穏な生活を送っていると、大震災のことが遠いことのように思えてしまうことがありますが、決してあの悲劇を忘れてはいけないと再度実感しました。

菅生の週末は、設営日の金曜日以外は本当に夏なのかと疑いたくなるぐらい、涼しい週末でした。土曜日は雨がすごく、むしろ寒いくらいでした。サーキットまで来られたお客様にとっては、最悪のコンディションだったことと思います。

そんな難しい天気の中、予選は始まりました。NISMOは1回目の予選も雨が降ると予想し、雨のセッティングで走り始めました。しかし、最初のGT300との混走予選の頭はドライだったため、そこでみんなタイムを出すことが出来たので、うちは遅れをとる形となりました。GT500のみの予選前は赤旗で長いこと中断した後に始まり、ベンちゃんは一生懸命アタックしましたがうまくまとめることが出来ず、13位という結果で終えることになりました。