モータースポーツ

2026.9.20

Round 6 SUGO GT 300km RACE
GT500 Class - Race Report

第6戦SUGO、#24 リアライズコーポレーションZが7位
#23 MOTUL Niterra Zが8位に入り、2台のZが入賞

2026年SUPER GTシリーズ第6戦が宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。台風が接近する不安定な天候でのレースで、最後尾からスタートした#24 リアライズコーポレーションZ(名取鉄平/三宅淳詞)が7位までジャンプアップ。#23 MOTUL Niterra Z(高星明誠/佐々木大樹)が8位で入賞しました。表彰台目前まで追い上げを見せた#12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)は、マシントラブルでポイント圏外となりました。

2026年シーズンは後半戦に入り、宮城県のスポーツランドSUGOで第6戦が行われました。#23 Zのレギュラードライバーの千代勝正は、レースウィークの金曜日にサーキットで負傷して欠場となり、代わりにリザーブドライバーの佐々木大樹を起用。シーズン後半、巻き返しを狙う日産/NISMO陣営には、第5戦鈴鹿までの結果により、#23 Zに44kg、#12 Zに40kg、#24 Zに22kgのサクセスウェイトが課されています。

予選

#12 TRS IMPUL with SDG ZがQ2進出を果たし予選9位

予選日の9月19日午後3時03分から、天候は曇り、気温23度、路面温度27度のドライコンディションの下、Q1が開始されました。

各車タイヤのウォームアップを行い、Z勢は4周目にアタック。#12 Zのバゲットが9番手に、5周目にもアタックを続けた#23 Zの高星はタイムアップを果たしたものの順位を上げることはできず、最終的に12番手で予選を終えています。午前中の公式練習でコントロールを失い、バリアに衝突したしたものの、懸命な修復作業により予選出走に間に合わせた#24 Zは、名取が11番手のタイムをマークしました。しかし、予選後にスキッドブロックの残厚不足により予選タイムが抹消。最後尾スタートとなりました。#12 ZはQ1を突破し、Q2進出を果たしています。

午後3時41分からGT500クラスのQ2がスタートしました。#12 Zの平峰は4周目にアタックを行い、9番手で予選を終えています。Z勢にとっては厳しい予選となりました。

 
 
 

決勝

最後尾から追い上げた#24 Zが7位、Z勢は2台が入賞

9月20日決勝日、台風が接近し天候は朝から不安定ななか、午後1時30分、セミウェットコンディションのためレースはセーフティカー(SC)先導でのスタートとなりました。朝から時折雨が降り、コースはところどころウェットの状態で、気温23度、路面温度25度のコンディションです。タイヤ選択が難しい状況のなか、Z勢は全車ドライタイヤを選択し、レーススタートに臨みました。

4周にわたるSC先導走行の後、戦いが始まりました。レース序盤、路面コンディションに対して慎重にレースを進めるZ勢は、それぞれポジションをキープして走行を重ねます。13周目、ペースを上げる#12 Zのバゲットがオーバーテイクを決めて8番手に上がると、17周目には7番手に浮上し、さらに前車との差を詰めてポジションアップを狙います。選択したタイヤが合わずペースに苦しむ#23 Zの高星は13番手、#24 Zの三宅は14番手を走行。メインストレートの上り坂でアクシデントが発生し、26周目にSCが導入されます。上位車のアクシデントにより、#12 Zは6番手、#23 Zは12番手、#24 Zは13番手となっています。

32周目にSC先導が解除されると、#12 Zと#24 Zはピットインし、ドライバー交代と給油、タイヤ交換を行いました。#23 Zもその翌周にピットインし、ルーティン作業を消化しています。ピットアウト後、ペースを上げた#12 Zの平峰は激しい上位争いに加わり、ポジションを上げていきます。#24 Zの名取もペースアップし、40周目にはポジションをふたつ上げることに成功しました。52周を終え、GT500クラスの全車がピットインを終えた時点で、#12 Zは4番手、#24 Zは11番手、#23 Zの佐々木は12番手を走行。#12 Zは3番手の背後に迫り、オーバーテイクを狙う展開が続きました。

しかし57周目、#12 Zは突然スロー走行となり、ピットに戻るとそのままリタイアとなります。ギヤにトラブルが発生し、変速ができない状態でした。これにより、#24 Zは9番手、#23 Zは10番手と2台が入賞圏内となり、レースは終盤戦となりました。

レース終盤、安定した走りを続けるZ勢は、66周目に上位車がコースオフし#24 Zが8番手、#23 Zが9番手に浮上し、68周目には#24 Zがオーバーテイクを決めて7番手にポジションアップ。#23 Zも79周目にメインストレートでオーバーテイクを決めて8番手となります。そのポジションを守り切った#24 Zが7位、#23 Zが8位で84周のレースをフィニッシュしました。

予選で苦戦したNissan Z NISMO GT500勢は2台が入賞。シーズン終盤に向けて、日産/NISMO陣営は残り3レースでの必勝を期し、次戦の大分県オートポリスでの戦いに臨みます。

 
 
 

名取鉄平(#24 リアライズコーポレーションZ)
「三宅選手のスティントはタイヤが厳しそうな印象でしたが、SCが入ったことでタイヤへの負荷も減り、ピットインのタイミングも良かったのではないかと思います。僕のスティントはペース良く走ることができ、ライバルとも悪くない戦いができたと思います。次戦のオートポリスは得意なサーキットのひとつです。今回のSUGOと同じように、タイヤライフとの戦いになると思いますので、予選・決勝でしっかりと切り替えながら戦っていきたいと思います」

三宅淳詞(#24 リアライズコーポレーションZ)
「タイムの抹消など、予選日はうまくいかない部分もありましたが、決勝レースは名取選手やチームの皆さんとうまく戦うことができました。ポイントも獲得できましたし、7位という結果は良かったと思います。今年のオートポリスはサクセスウェイトが半減しないため、各車の重量の違いが大きく出ると思うので、ウェイトの軽い僕たちにとって次戦はチャンスだと思います。このインターバルを使って、少しでも予選のパフォーマンスを上げられるように努力し、決勝の戦い方についてもしっかりミーティングを重ねて臨みたいです」

公式リザルト:9月19日(土)予選Q1
公式リザルト:9月19日(土)予選Q2
公式リザルト:9月20日(日)決勝

SUPER GT インフォメーション : Round 6